自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2012年6月28日木曜日

The Heart has many Doors/ Emily Dickinson 1567翻訳

The Heart has many Doors —
I can but knock —
For any sweet "Come in"
Impelled to hark —
Not saddened by repulse,
Repast to me
That somewhere, there exists,
Supremacy —
愛情には幾つもの出入り口がある
私はただただノックすればよい
どのような甘美な「入っておいで」も
強いて受け容れさせたのだから・・
拒絶によって悲しませられたのではなく
私に合わせて頂いてほしい
或る時、其処にあるという至高を・・


「貴方がすき」と私は云う
貴方は「僕も君がすき」と云う
「抱いて」と私は云う
貴方は
私を抱く
「分かれましょう」と私が云う
貴方は
「うん」と云う

私は貴方の扉を何度も何度もノックし
貴方は「入りなさい」と云った
私は
けれど
貴方が本当に
私を愛したのか
私は本当に貴方の胸で過ごしたのか
私は本当に貴方と出会い分かれたのか
分からない

「君がすき」と貴方は云う
私は「貴方がすき」と云う
「抱きたい」と貴方が云う
私は
貴方に抱かれた
「分かれよう」と貴方が云う
私は
「そうね」と云う

貴方は私の扉を何度も何度もノックし
私は「入って来て」と云った
貴方は
けれど
私が本当に
貴方を愛したのか
貴方は私を本当にこの胸で抱き締めたのか
貴方は本当に私と出会い分かれたのか
分からない

私は「愛してほしい」
貴方は「愛してほしい」
私は「貴方の愛がほしい」
貴方は「私の愛がほしい」
「愛」には出入り口があり
扉をノックすればいい
けれど
ノックすると
「Come in」と貴方は云う
私も云う
どちらも
愛したのか愛されたのか分からない
ただただ
愛には「「Come in」と云う言葉が用意されていて
私達はそれを云ってしまう・・・

Repast to me
That somewhere, there exists,
Supremacy —
私に合わせて頂いてほしい
或る時、其処に現れる(ある)という至高を・・

私や貴方が扉をノックする
「Come in」を強いる愛ではなく
「或る時、其処に現れる(ある)」という愛の始まり、その至高
「Come in」を強いるノックをするくらいなら
ノックして拒絶された方がまだいい

と云う意味です。

http://en.wikisource.org/wiki/Author:Emily_Dickinson/1-99
これを順番に翻訳して行きます。
まだ幾つか翻訳の終わった詩がありますから、それを公開した後、始めます。