自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2024年2月24日土曜日

Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳

ミュニック(ミュンヘン)、僕達が不気味だと気付いたービアと煙草の煙の嫌な臭気、それにレスタラントの食事中の一心不乱の音;路面電車や汽車内の暑いほど装った、異常に膨れ上がった人の数;凶暴な役人達。そこに、子供達が訪れることを許されなかった、脅えさせるだけの遺体安置所。死んだどんな名士も遺体安置所に連れて行かれた、彼らは僕達に告げた、予(あらかじ)め椅子に収めて、一両日の間、威厳を持って座っているように。もし軍司令官、彼が彼の軍服を身に着けていたら;或いは市長の妻、彼女が彼女のシルクと宝石を身に付けていたら。糸は彼らの指に結ばれ、たった一本の糸のほんの僅かな動きで大きなベルの音を鳴らすだろう、もしも全ての後、死体に少しでも生命が残っていたら。僕は一度もこれの真実を確かめたことがなかった、しかしそれは僕にとっては十分真実だった。僕の祖父が死んだ時、およそ一年後、僕達の最後の訪問、僕は遺体安置所で彼を写真に写した、彼のもじゃもじゃの白髪、彼のモーニング・コウトゥ、彼のストゥライプのズボン、彼のシルクハトゥ、手袋、それに彼の傍らのテイブルの上の杖を。してみる、夜夢の中で、生きていることに;しかし彼は死んだと思い知るばかり。
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