自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2024年2月12日月曜日

Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳

休日から学校への帰還に関しては、家‐そのものから学校‐そのものまでの変化‐あらん限りの、は一瞬の内だ、ところが逆の過程は少なくとも2週間を要す。予備学校生は、彼の監視を逃れた時、彼の母を「どうか寮母、」と呼びかけ、何時も主人のように「サー」としてどんな男の親戚にも、或いは家族の友人にも声をかける。僕は決まってそうした。学校生活が現実のもので家庭生活は幻と化す。イングランドゥでは、統治階級の両親らは、事実上およそ8歳くらいからあらゆる彼らの子供達との肉体的接触を保てなくなる、そして学校生活の中で家庭的感情を仄めかす彼らの側のどんな試みも怒りを買う。
 次に、僕はカプソーネヘ向かった、サセクスの典型的に優秀な学校。その校長は僕の年齢で僕を認めることを渋った、よりにもよって、あんなひどい最近の経緯(いきさつ)のある学校から来たんだもの。如何に一家の文学的結託が策略を講じるか、校長は、仮に彼が僕を困らせたところで、僕は奨学金を勝ち取り得ると見た。僕の気落ちした様子は、僕が着いたその瞬間を締めくくった。僕のずっと年下の弟チャールズはこの学校まで僕の後をついて来た、ウイムブルダンの全日制の学校から連れ去られるように;そして、その後、僕の最も年下の弟ジョンは家から直接そこに通った。その学校がどれだけ立派で型に嵌っていたかは、ジョンのケイスに垣間見(かいまみ)えるはずだ。誂(あつら)え向きの善行、僕が言う通りの、正常な人間、彼は家庭からそこに直接通った。
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