「ガス?」
「そこにはたっぷり入っていた。僕が発車する前に満タンにした、テニインのああした厄介者達はそれをサイフンで‐吸い出した。僕は気付くべきだった。彼らの区域外で降ろす程度僕達に残して置くなんて、それは彼ららしい。」
「僕達はどうしましょう?」
「僕達はちょうど次の見張り塔に進めるよ。」
ところが僕達は運に見放された。車は塔の30ヤードゥ以内に辿り着きはしたが捨てた。僕達は塔の足下まで歩き、僕は番兵にフランス語で上に呼び掛けた、僕達は友人であると、僕達は上っていると。僕はヴィエトゥナム人の歩哨に撃たれたくなかった。何の返事もそこになかった:誰一人外を見ていなかった。僕はパイルに言った、「君は銃を持ってる?」
「僕はそういう物を持ち歩かないんです。」
「僕もそんな事はしない。」
最後の日没の彩は米のような緑色や金色で平坦な世界の縁の上に滴った:灰色の中間色の空に見張り塔が印刷物のように黒く見えた。時はほぼ外出禁止令の時間に違いない。僕はもう一度叫んだが誰も答えなかった。
「最後の要塞から僕達は幾つ塔を通過したか君は知ってる?」
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