誰かは知らない。
調べる気にもならない。
理由は、文章もイラストも不潔、ヒーローとヒロインの思い込みが激しく、一方通行的、物語の展開が強引、国連WHOを宣伝するどころか嫌な組織だと思わせるのに充分、・・・・・だから。
これではWHOとWHO職員、笹川良一と日本財団、ヒロインである実在のWHO職員に対しても失礼ではないか?・・・
ヒロインの髪はバサバサ、一時代前のブラウスとその第一ボタンまで止める野暮ったい着こなしの割に男に対して極度に思わせぶりな言動と行動をとる姿勢の薄気味悪さ、読者である私が見るからに不潔な歯の出た主人公が描かれている。
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この小説は、誰が語り部であるかが、分からない。
私は最近の小説はくだらないから読まない。
だからこれが流行であるのかどうかも分からない。
誰が語り部であるかが定まらないと、小説を書いている作者林真理子の視点が定まらない。
何人もの視点で書く小説もあるが、そうした小説ではない。
複数のライターが書いたものを寄せ集めている可能性もある。
作家の視点は、知らず知らずの間に登場人物それぞれの視点に切り替わる。
しかし、作家とヒロイン、ヒーローの視点が文章の途中で切り替わる為に、主語述語の関係が混迷しているような印象を与えがちである。
おそらくヒーローやヒロインを描く時、思い込みと思い入れが強過ぎ、物語を徒に動かそう、次の展開に強引に進めようとしているのが、読者に分かってしまう。
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報道されない私に関するスキャンダルで劣勢の日本財団、厚生労働省に依頼されて林真理子の名で書く小説・・・
ライターも大変な時代である。
男と寝ることだけがWHO職員の楽しみだそうです。
実にお気の毒な小説で、そんなことを品のない言葉で延々と話すヒーローとヒロインは、 既に魅力を失っています。
「死ぬかも知れないから、今直ぐ躊躇いもなく気に入った男と寝る」というのが、WHOの姿勢であり、林真理子であり、ヒロインであると言っています。
WHO職員は、性的衝動を抑制せず、好きな男と寝るのならまだしも、誰彼構わず気に入った男と寝ます。
「・・・レイプされそうになったらおシッコをジャーっと漏らせば、相手はその気が失くなってしまうわ」とWHO職員であるヒロインが言います。
女性の身に危機が迫った時、「故意に排尿をする」、そんなことが出来ますか?
WHOはこれを職員に講義しているそうです。
・「コンドームに決まっているでしょ」
・「楽しむために決まっているじゃない」
・「・・・アフリカやアジアの奥地・・・・もやもやするのはあたり前でしょう。戦闘態勢にある時とか、血なまぐさいものを見た時、そういう(性的)衝動が起こるのは当たり前・・・」
ヒロインは男の顔を覗き込んで「ねえ、そうでしょ」と言います。
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「週刊新潮」の記事や小説
一貫しているのは、女に男を誘わせる、誘う女の側に立つ・・です。
男は、確かに誘えばノーと言いません。
ノーと言わない男に興味を持ち、そうしてしまう女はつまらない女です。
其のことに気付かない男も会社や組織もつまらない。
単なるもやもやで性衝動に準じる(殉じるです。)男と女、それがWHO職員であるとしたら、彼らの出来ることは、何もありません。
世界の人間の命を守る仕事をWHO職員に任せることは私には出来ません。
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「準じるは殉じるですが、日本財団の依頼でしょうか、ミスの多い週刊新潮と林真理子の依頼でしょうか?鳥取県警不正アクセス、プリント妨害、印刷用メモ帳の「殉」を「準」に改竄、記事も改竄。
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11:40 2011/07/19火曜日