たそがれ:歌詞翻訳成田悦子

たそがれはひたむきに、たそがれは晴れ晴れと、たそがれはひたすら美しく
わたしには昨日はない。わたしには振り返る祭りがない。
たそがれはただ美しくさえあればいい。

2022年8月31日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「じゃあ、私であると証明してみなさい。ヘンリ。僕が神を論ぱく出来る以上に、僕の物語を、貴方は論ぱく出来ない。が、僕の物語は嘘だと貴方は知っている、まさにそのように、僕は彼がぺてんだとよく知っている。」  「もちろん、そこには論拠がある。」  「僕の物語の為に、哲学的論拠を僕はで...
2022年8月30日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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彼は、急いで続け、彼自らの提案が実際興味深いものではないかのように、マガジンの頁を捲った。「よくそれを考えてみて欲しい。貴方は、今、決める必要はない。」  「それだから、貴方はとても善良だ。」  「貴方は僕に好意を示そうとする、ベンドゥリクス。」  僕は思った、何故そうしないのか...
2022年8月29日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 あんなに僕を怒らせたタトゥラの悦に入った写真から、どんな長い道程を旅して来たのか。僕は、机の上に倒した、スナプ写真から引き伸ばしたサラーの写真を持っていた。彼は、それを上に向けた。「僕はそれを撮ったのを覚えている、」彼は言った。サラーは、写真は女友だちに撮られた、と僕に話した。...
2022年8月28日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  Ⅴ ヘンリが彼の家を共有することを、僕に頼んでもいいと思った時、それは、僕の気味の悪い冗談だった。僕は、提供を実際は期待しなかったし、その時が遣って来た時、僕は、驚きに心奪われた。葬式一週後、彼の訪問も、驚きだった。彼は、以前、僕の家に来たことは一度もなかった。僕は、彼が今ま...
2022年8月27日土曜日

THe End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 僕は、僕の背中の上に横たわり、僕の天井で動く共有地の高木の影を見守った。それは、まさに符合だ、僕は思った、恐ろしい程の符合、それは、殆ど最後には貴方に彼女を返したことになる。貴方は、一生に備え、僅かな水と一人の祈り手と一緒になって、二歳の子供に印を付けてはいけない。もし僕がそれ...
2022年8月26日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  しかしその賢明さは、ビーチ近くの狡猾な儀式で、出来る事が何もなかった。それは「受け容れた」貴方ではなく、僕は、僕が信じなかった神を、語った。サラーが考えた想像上の神は、僕の命を救い(想像可能な何らかの目的の為に)、僕が、嘗て経験した唯一の深い安らぎを、彼の非実在にあってさえ、...
2022年8月25日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「それは、貴女と同様、多くを『受け容れられた』ようには思えません。」僕は、言うことには抵抗出来なかったが、彼女は、立腹しなかった。「オウ、」彼女は言った、「私の人生には、限(きり)のないほどの誘惑がありました。事態は、終わりまでに好転するだろうと期待しています。サラーは、私と...
2022年8月24日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「もちろん、それ程のことは、ビーチで起こらなかった。私たちはその道のりを歩いた、と只言おうとしているだけです。」私はドアの側にサラーを置いて、牧師を探しに行きました。私は、二、三、彼に嘘を吐こうと思いました―成り行き次第の罪のないそれを―事情を説明する為に。私は、その全てを私の...
2022年8月23日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「復讐?僕はあまりよく貴女が分からない、バトゥラムさん。」  「私の夫への、もちろん。それは単に、彼の最初の妻の所為だけではありません。私は貴方に話したでしょ、彼は、私をカサリクにならせないということを?オウ、そこにはこんなシーンがありました、もし私がマス(ミサ)に行こうとさえ...
2022年8月22日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕は、貴女が仰っていることが分かりません。」  「サラーは、私がカサリクだと貴方に話しませんでした―一度も?  「いいえ。」  「私はそれにあまり立ち入っていません。 貴女にも見当が付くでしょうが、私の夫は、全てのビズニスを嫌いました。私は、彼の三番目の妻で、最初の年、私は彼...
2022年8月21日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 彼女の会話は、地下鉄システムのようだった。それは、円や輪の中で動いた。僕は、カフィによって、繰り返されている駅に気付き始めた。ヘンリの卑しさ、彼女自身の清算の高潔、サラーへの彼女の愛情、葬式に伴う彼女の不満、偉く大きな全て―そこは、ヘンリに向かう不可避な列車が進み続ける所だった...
2022年8月20日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それは、適当だったと思います。結局、そこには祈り手がいました。」  「あの牧師―彼は牧師でしたか?」  「僕は、彼を見なかった。」  「彼は、偉く大きな全体について話しました。私は、ずうっと分からずじまいでした。彼は偉く大きな海雀を言っているんだと思いました。」彼女は、彼女の...
2022年8月19日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「私はそれでいいわ。」彼女は、彼女の手を出し、言った、「グドゥ‐バイ。」時を逸してしまったということ、それは様々な事情の一つだ、と彼女には分かっている、と僕は言えはする。神に感謝、そんな事は、どうでも良かった―地下鉄駅と同じ程度に遠い微かな後悔と好奇心、バートクを覆うウォタベリ...
2022年8月18日木曜日

The End of the affair/Graham Greene 成田悦子

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 「そうです、バトゥラム婦人、」僕は言った。  「それで私は、私の黒いバグの中にお金を入れ替えるのを忘れました。」  「僕に出来ることなら、何なりと。」  「もしよろしければ、貴方が一パウンドゥ私に貸して下さればいいのですが、ベンドゥリクスさん。私は、私は出る前に、町で何か夕食を...
2022年8月17日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「貴方は、ベンドゥリクスさん?」彼女は尋ねた。  「はい。」  「サラーが私に話していました、」彼女は始めた、彼女が躊躇している間に、彼女は、伝えたいことがあるという、死者は語り掛けるという乱暴な期待が僕に湧いて来た。  「貴方は、彼女の最高の友人だ―彼女は、よく私に話していま...
2022年8月16日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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夕べの終わりに、僕は無様に愛を育もうとする、僕の酷い無様さ、僕の性的不能でさえ、もし僕が性的不能と判明すれば、ごまかせばいい、又、僕は専門的に恋愛をしようとしたり、僕の経験も手伝って、彼女を夢中にさせても構わなかった。僕は、サラーに懇願した、これの外へ僕を逃して、それの外へ僕を逃...
2022年8月15日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「シルヴィア、」僕は呼んだ、サラーが僕に耳を傾けるといいのにと 、「貴女は、今晩何処かで食事をするの?」  「私は、ピータと約束しています。」  「ピータ?」  「ウォ―タベリ。」  「彼を忘れて。」  貴女は、そこにいるの?僕はサラーに言った。貴女は、僕を見守っている?見て...
2022年8月14日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳 

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 「私は、知りもしません、サー、しかし彼女がそうした遣り方―オウ、そこに、彼女のような人は、多くはいなかった。僕の若い者も・・・彼は何時も彼女のことを話しています。  「貴方の所の若者はどうしてる、パ―キス?」  「よくありません、サー。全くよくありません。かなり激しい胃痛が。」...
2022年8月13日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 一人の女が、「カータ家は、十日の週末に備えて、私たちに頼んだの。」と言うのを聞いた。  「貴方は、私について行って欲しい?」シルヴィアが尋ねた。  「いや、いや、」僕は言い、「僕は、貴女がそこら辺をぶらぶらしていて欲しい。」  「僕は、礼拝堂のドアに向かい、中を見た。炉に向かう...
2022年8月12日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 僕たちが礼拝堂に着くと、皆、出て来るところだった。ウォタベリの意識の流れに関する質問は、実際余りにも長く、僕を手間取らせた。僕は、月並みな悲しみの刺し傷を持った―僕は、結局サラーの最期に見(まみ)えなかった。そこで僕はぼんやりと思った、郊外の庭園の上になびいていたそれは、彼女の...
2022年8月11日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 僕は、シルヴィアに与えるものはなかった。僕は、彼女の教師の一人になろうとはしない、しかしだから僕は次の半時間を、僕の孤独を詮索している、僕のサラーとの関係がどうだったか、誰が誰を捨てたか、僕の態度から探ろうとしているその表情を懼れた。僕は、僕を支える彼女の美しさを必要とした。 ...
2022年8月10日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 Ⅳ Ⅳ 「ハムプステドゥは、次の停留所よ、」シルヴィアは言った。  「貴女は、貴女のお母さんを見に行くんだったね?」  「私は、ゴウルダズ・グリーン迄付き合って、貴方を案内しましょう。私は、普段、今日は彼女を見に行きません。」  「開始の列に遅れても、そんなことは、問題ない、と...
2022年8月9日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「当然、私は受け入れない。私は、私の理由を既に貴方に話しました。もしそれらがマイルズ氏に対して十分説得力がないようであれば、そこには、もはや話の一つもない。」彼が彼の椅子から身を起こすと、何とも不格好な男だった、彼は座ってさえいれば、少なくとも権力的外見は持っていた。しかし彼の...
2022年8月8日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「貴方に言うのは、それは異常で失礼な事のように思いますが、マイルズさん、貴方の奥様が、何とも善良な女性だったということを貴方は分かっているとは思いません。」  「彼女は、僕に対して何もかもあるがままでした。」  「実に多くの方々が、彼女を愛しました。」僕は言った。  「クロム...
2022年8月7日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 クロムプトン神父は言った、「私は、貴方がたに割り込むなど夢にも見ません、マイルズさん、ちゃんとした理由もないのに。」  「私は、彼女が死ぬ前、一週間以内に書いたマイルズ婦人からの手紙を持っています、」僕は、彼に打ち明けた。「貴方が彼女を見てから、それでどの位経ちますか?」  「...
2022年8月6日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「そんな、どうして?」  「教会は、特権を、マイルズさん、責務同様十分に奉(たてまつ)ります。 そこには、我々の死に備えて特別なマスィズ(ミサ))が用意されています。祈りが本式に唱えられます。私たちは、私たちの死を追悼します、」彼は付け加え、僕は腹立たしく思い、貴方はどういう風...
2022年8月5日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「もし私が知っていれば、貴方がたの手を煩わさずに、悉(ことごと)く何でも引き受ける用意がありましたのに。」  僕がヘンリを嫌った時、そこには時機があった。僕の嫌悪は、今思うとつまらない。僕が犠牲者だったと同様、酷な程、ヘンリも犠牲者で、勝者は、大層な襟を着けたこのぞっとするよう...
2022年8月4日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 Ⅲ 午後を前にして、ヘンリは、迷っていた。彼は、来て欲しいと僕に頼む為に電話をして来た。サラーが去ると共に、僕たちが如何に近付いたか、それは、妙だった。彼は、前にサラーに頼っていたように、今、僕をかなり頼る―僕は、およそ幾らか家に精通している者ではあった。葬式が終わった時、彼が...
2022年8月3日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕が今まで生きて来て、これが初めての葬式です、」僕は、話を仕切り直す為に言った。  「貴女のお父さんとお母さんは、生きているの、唐突だけど?」  「私の父は。私の母は、私が学校で離れていた時、死にました。私は、2、3日の休暇を貰おう、と思いしましたが、私の父は、それでは私の心...
2022年8月2日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕たちは、一緒にトッテナム・コートゥ・ロウドゥの瓦礫の中に入って行った。僕は言った、「パーティを散々にしてくれてありがとう。」  「オウ、私は貴方は逃げ出したがっていると分かりました、」彼女は言った。  「貴女のもう一つの名前は何?」  「ブラック。」  「シルヴィア・ブラック、...
2022年8月1日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「しかし貴方は5分ここにいただけです。この記事をまともなものにすること、それが大切です。」  「僕にとっては、ゴウルダズ・グリーンに遅れないこと、それが本当に大切です。」  「僕は、その理屈は眼中にありません。」  シルヴィアは言った、「私は、ハムプステドゥと同じくらい遠くへ、...
2022年7月31日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「貴方は、40分は覚悟して置いた方がいいでしょう。」シルヴィアが言った。「貴方は、エヂウエア列車を待つことになります。」  「フォースタ、」ウォタベリは、苛々して繰り返した。  「その駅から貴方はバスに乗るしかありません。」シルヴィアは言った。  「実際、シルヴィア、ベンドゥ...
2022年7月30日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「ゴウルダズ・グリーンで葬式、」ウォタベリは叫んだ。何と貴方自身の品位の一端らしい。それならゴウルダズ・グリーンにいなければならないでしょ?  「僕は、場所を選ばなかった。」  「芸術を模写している暮らし。」  「それは友人ですか?」シルヴィアが、同情して尋ねると、ウォタベリ...
2022年7月29日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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ウォタベリは、トッテナム・コートゥ・ロウドゥ外れのシェリ‐バーで待っていた。彼は、黒いコーデュロイのズボンを履き、安い煙草を吸い、彼より桁違いに背が高く、見栄えのいい、同じ感じのズボンを履き、同じ煙草を吸う女を、彼の側に連れていた。彼女は随分若く、彼女はシルヴィアと呼ばれた。専(...
2022年7月28日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 僕は、彼の記事の仰々しい表現を、余りにもよく知り過ぎていた。彼は、僕が気付かなかったことを発見し、欠陥は、正視すると嫌気が差す。挙句の果てに贔屓にしても、彼は、僕を位置づけようとする―おそらくモームの少し上に、モームは、世間に広く行き渡っているから、それに僕は、未だその罪は犯し...
2022年7月27日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  そこには、もう何もなかった。彼女は、それらが話される前でさえ、彼女の祈りに答えて貰うコツを持っていたように思うのは、彼女が雨の所為で入って来て、ヘンリと一緒の僕を見つけたあの夜、彼女は、死ぬことにとりかかったのではなかったか?もしも僕が小説を書いていたら、僕は、それをここで終...
2022年7月26日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私が貴方を愛すように、以前、私は愛したことはなかった。私が今信仰するように、以前、私は何かを信じたことはなかった。私は確信しています。私は、何かにつけ、以前、確信がなかった。貴方が、貴方の顔を血まみれにして、ドアの所に入って来た時、私は確信するに至りました。一時(いちどき)に何か...
2022年7月25日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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あらゆる機会に、私がこんな希望を持つ不可思議を、彼に問いました。それは、新しい家の鎧戸を開けることに、その見晴らしに目を向けることのようで、すると全ての窓は、まさに白地の壁に面していました。いいえ、いいえ、いいえ、彼は言いました、私は貴方と結婚出来ない、私は貴方の顔を見続けること...
2022年7月24日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「最愛の人モーリス、」彼女は書いた、貴方が去った後、あの夜、私は貴方に書こうとしたけれど、私が家に着いた時、私は、かなり具合が悪いと感じ、又ヘンリは私のことで気を揉みました。私は、電話する代わりに書きます。私は、貴方と一緒に遠くへ行くつもりはない、と私が口にすると同時に、気が変...
2022年7月23日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕たちは恋の向こう側を見るようになったが、僕たちが御されていた方角に気付いたのは、それは、僕だけだった。爆弾が一年早く落ちていたら、彼女は、あの誓いを立てなくて済んだ。彼女は僕を開放しようとして、彼女の爪を引き剝がそうとした。僕たちが人間の終わりに手を掛ける時、僕たちは神の信仰へ...
2022年7月22日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「貴方は、少しは祈りの言葉を知っていますか?」  「いいえ。」  「貴方が信仰しない神に祈ること、それは好ましいとは思えない。」  僕は、家から出て、彼に付いて行った。ヘンリが起きるまで残っても、そこには、何の利点もなかった。多少早くとも遅くとも、彼は、彼自身に基づいて存在する...
2022年7月21日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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「それで全部です。」彼は言った。  「貴方は、どんな権利も持っていない。」  「オウ、彼女は、今はもう誰にも属さない、」彼は言い、すると突然、僕は彼女を見たような気がした、何の為に、彼女は―片付けられるのを待っているだけの廃物の小片になったのか、もし貴方が僅かな頭髪を必要としたら...
2022年7月20日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それで、そのことで僕は何をすればいいの?」  「彼女は、彼女の夫は貴方に大いなる敬意を払っている、と何時も言っていた。  彼は、不条理のスクルーを、余りにも遠くまで回していた。僕は、笑い声で、この埋もれた部屋の死の状態を粉砕しようと思った。僕は、ソウファに座り、僕は、そうして...
2022年7月19日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕は道理を弁えなかった。」彼は言った、「僕は彼女を見られる、と思いませんか?」そして僕は、葬儀屋の重いブーツが下りて来るのを聞いた、僕は、同じ段が軋むのを、耳にしたことがある。  「彼女は、二階で横になっている。左の最初のドア。」  「もしマイルズ氏が・・・」  「貴方は、彼...
2022年7月18日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「途方もない。」  「彼女は僕に書きました。彼女は彼女の心を決めました。僕が、口を挟めなかったことで、少しはましになったでしょう。彼女は始めていました―Instruction(指導)を。それは、彼らが使う言葉ではありませんか?」つまり、彼女は未だ秘密を持っていた、と僕は思った。...
2022年7月17日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 彼は言った、「僕は、帰ります、」そして侘びし気にあちらに向きを変えた、つまり、彼の醜い頬は、僕の方に向けられたということ。僕は思った、それは、彼女の唇が静止した側だった。彼女は、何時も哀れみから、罠に掛けられがちだ。  彼は、呆けたように繰り返し、「僕が、マイルズ氏 を一目見た...
2022年7月16日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「彼は、マイルズ婦人の友人とのことです。」彼女は言ったが、唯一の機会故、僕たちの卑劣な協力への彼女の貢献を容認した。  「貴女は、彼を通した方がいい。」僕は言った。僕は、スマイズに対して、今や優越を感じていた、サラーの客間に座りながら、ヘンリのパジャーマズを着て、彼が僕について...
2022年7月15日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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朝食時間に、ヘンリは未だ眠っていた。パ―キスがそそのかしたメイドゥが、トゥレイに載せて、僕の為にコーフィとトウストゥを持って入って来た。彼女がカートゥンを引くと、霙は、突然雪に変わった。僕は未だ眠気と、僕の夢の中身でぼんやりしていたが、僕は、彼女の目が時を経た涙で、赤く見えて驚い...
2022年7月14日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕はオクスフォードゥ・ストゥリートゥを上りながら、僕はプレズントゥを買おうとして、僕は、悩んでいた。どの店にも、安い宝石は沢山あった。隠された照明の下(もと)、 きらきら輝いている安い宝石なら沢山あった。今もあの頃も何か美しい物を見ると、僕はガラスに近付きたくなるが、僕が近くで宝...
2022年7月13日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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ヘンリは、それから何を成そうとするのか、つまり僕たちの誰も気にも留めないリカーの小瓶や、海水で磨かれたグラスの欠片、そして僕がノッチンガムで見付けた小さな木の兎。僕は、僕共々、これらの物を皆、持ち去った方がいいのか?そうでもしなければ、ヘンリが片付ける為に、そこいら中、手を付ける...
2022年7月12日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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彼女は、今彼女が死んでいるように、あの頃も、彼女は死んだも同然だった。今年一、二カ月間、亡霊は、僕を希望を餌に苦しめたが、亡霊は横たえられ、苦しみは、間もなく終わろうとしている。僕は、日に日に少しずつ、より死にたくなるにしても、僕はそれをどれだけこらえようと切に願うか。人が、人が...
2022年7月11日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「僕は、この祈りと墓‐掘りの騒動の全てが嫌だが、サラーがそれを良しとしたら、僕は、それを手配させよう。」  「彼女は、彼女の結婚式を出生登録書ですることにした、」僕は言った、「彼女は。彼女の葬儀が、教会になればいい、と思いもしない。」  「いや、僕は、それが本音だと思わないよ...
2022年7月10日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「オウいや、ヘンリ。彼女は、貴方や僕以上に、何かを拠り所としてはいなかった。」僕は、彼女が妬き尽く去れたらと願い、僕は言えたらと望んだ、貴方に出来るものなら、その体を復活させてみなさいと。僕の嫉妬は、尽きなかった。ヘンリのそれに似て、彼女の死を以てしても。それは、彼女が未だに生...
2022年7月9日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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彼女がうわ言を言った時(勿論、彼女に責任はなかった)、看護婦は、彼女は牧師にずっと聞いていた、と僕に教えた。少なくとも彼女は、ファーザ(父である神)、ファーザ、と言い続けた、そしてそれは、彼女自身である筈がなかった。彼女は、彼を理解したことがなかった。勿論看護婦は、僕たちがカサリ...
2022年7月8日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕は、医者が助けたと思う。」  「彼は、この冬、忙しくしていた。彼が、葬儀屋に電話を掛けた。僕は、何処に行くべきか、調べようともしなかった。僕たちは、職業電話帳を持った例がなかった。しかし、医者は、彼女の衣服をどう処理すべきか、僕に話す筈がない―カバドゥ(食器戸棚)は、そうし...
2022年7月7日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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   僕たちお互いの為に、為すべきことは、そこには何もなかったが、もっとフイスキを注いでくれ。僕は何処までも追及する為に、パ―キスに支払った新参者のことを思った。新参者が、確かに最後に勝った。否、私は思った、僕はヘンリを嫌ってはいない。僕は、喩え貴方が存在しようと、貴方を憎む。僕...
2022年7月6日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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「僕は、分からない、ヘンリ。僕はそうだったと思うが、僕は分からない。」僕たちは、灯りも点けずに、彼の書斎に座っていた。ガス‐火は、互いの顔が十分見える程、強くしてなかった。だから僕が唯一話すことが出来たのは、ヘンリが、彼の声の調子でしくしく泣いた時だけだった。円盤投げ選手が、暗闇...
2022年7月5日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 BOOK FIVE  Ⅰ 僕はヘンリとその夜いた。そういうことは、初めてだった。僕は、ヘンリの家で眠った。彼らは、一部屋ゲストゥ‐ルームを持ち、サラーは、そこに(彼女の咳でヘンリに迷惑を掛けないように、彼女は、一週間前にそこに移った)いた。それで僕は、僕が愛を育んで出来た客⊶間...
2022年7月4日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳 

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 電話が鳴る前に、八日が過ぎた。それは、僕が期待した日時ではなかった。それは朝の九時前だったから。そして、僕が「ハロウ、」と言った時、答えたそれは、ヘンリだった。  「そちらはベンドゥリクス?」彼は尋ねた。そこには、何か極めて妙な彼の声があり、彼女が彼に話したのか、と僕は動揺した...
2022年7月3日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「人は、知っていますよ、サー。それが、がっかりさせていることです。僕がずっと掴もうとすると、遠のきました。公表されている離婚ケイスの証拠を禁止する法律は、僕の訪問者の男たちには打撃でした。裁判官は、サー、名前で僕たちに触れることはなく、彼は実に頻繁に専門家たちにえこ贔屓します...
2022年7月2日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それは、感傷的な値打ちがあるだけ。」彼は囁き返した。  「貴方の若者は、どうしてる?」  「少し気難しくて、サー。」  「僕は、貴方をここで見て驚いている。仕事?本当に、貴方は僕たちの内の一人を、監視してはいないの?」僕は、閲覧‐室の埃を被った収容者―暖を求めて、屋内で少しで...
2022年7月1日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕には彼を喜ばせる意図など微塵もなく、この神も又、サラーの神で、僕は、彼女が愛すものを彼女が信じた、どのような幻であろうと、石を投げる用意はなかった。僕はあの期間、彼女の神を多少なりとも毛嫌いしたことはなかった。だから、僕の方がより強固であると、最後まで証明しなかったのか?  或...
2022年6月30日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  Ⅱ  翌数日、僕は賢明になるには、大きな努力を要した。僕は目下、僕たち二人の為に励んでいた。朝、僕は、最低七百五十語を自分自身で組み立てたが、大抵、11時近くには、一千を処理し終えた。希望の効果、それには驚いている。昨年中、すっかり引きずってしまった小説は、その結末に向かって...
2022年6月29日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  人は、困らせること、企むことの限界に向かって獲得する。僕は僕の耳のその訴えで、続けられなかった。僕は、彼女の堅く、結び目の多い髪の彼女にキスして、遠ざかりながら、僕は、僕の口の隅で、彼女の唇が滲んで塩辛いのに気付いた。「神は貴方を祝福する。」彼女は言い、僕は、それは、ヘンリ宛...
2022年6月28日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「貴女は、疲れているんだね?」僕は聞いた。  「とても疲れた。」  「貴女は、あのように僕から急いで離れるべきではなかった。」  「私が急いで距離を置いたのは、それは貴方からではなかった。」彼女は、彼女の肩を動かした。「どうか、モーリス、もう行って。」  「貴女は、ベドゥに入っ...
2022年6月27日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 子供たちは睡眠中、彼らに何を囁くかに左右されると思われるが、僕もサラーに囁き始めた。言葉が催眠状態で彼女の無意識の心に落ちるよう願いながら、彼女を起こさないよう十分声を落として。「僕は、貴女を愛している。サラー。」僕は囁いた。「誰も、前にこれ程貴女を愛した者はいなかった。僕たち...
2022年6月26日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「私も。」僕がそれに不慣れな者であれば、僕はそれを聞き取りようもない程、彼女は酷く低く話したが、それは、パディントン・ホテルでの最初の愛の‐確認から、僕たちの結び付きの全てを貫いて響き渡ったサイン入りの調べのようだった。「私も」孤立、悲しみ、落胆、喜びと絶望、全てを分かち合おう...
2022年6月25日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「何が貴方にあったの、モーリス?貴方は、この前の昼食の時のようじゃないわ。」  「僕は、心を痛めた。貴女が僕を愛していると気付かなかった。」  「どうして私がそうなんだと思うの?」彼女は尋ねたのに、彼女は、僕の手を彼女の膝の上で弄んだ。僕は次に、パ―キスさんが、どうやって彼女の...
2022年6月24日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 物語の結末を知った今、僕は何年でも待つことが出来た。僕は、寒くて、濡れてはいても実に幸せだった。そこにちらついている供物台や塑像に向かって、慈愛の眼差しで見ることさえ出来た。彼女は、僕たちを二人共愛している、と僕は思ったが、そこに、想像と一人の男の間の不一致があるべくしてあるに...
2022年6月23日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕は既にゲイムに勝っていると思い、僕の生贄に対して、確かな哀れみを感じる余裕が出来た。僕は彼女に言いたかった、心配しないで、心配しなくていい、何処にも恐れるものは何一つなく、僕たちは二人で直ぐに幸せになろう。悪夢は、殆ど乗り越えた。  そして次に彼女を失った。僕は、確信し過ぎ、そ...
2022年6月22日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕の戦時の懐中電灯を、僕の手に持って来ていればなあ。北側の家に着くのに、僕なら八分も時間がかかってしまうから。ドアが開き、サラーが外に出た時、僕は渡ろうとして、ちょうど舗道から離れ、歩を進めようとしていた。僕は幸せと共に思った。僕は今彼女を自分のものにしている。夜が尽きる前に、僕...
2022年6月21日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「貴女は、僕を愛している。」  「どうして決め付けるの?」   「深く考えないで。僕は、僕と一緒に遠くへ行くよう貴女に頼みたい。」  「でも、モーリス、私は、電話でも上手に答えられるわ。答えは、いいえ。」」  「僕は、電話で貴女に触れることは出来ない、サラー。」  「モ-リス、...
2022年6月20日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「かえっていいじゃないか。」  「馬鹿なことを、モーリス。私は具合が悪いと言う意味よ。」  「それなら、貴女は僕を一目でも見る方がいい。何が気懸かりなの、サラー?」  「オウ、何も。性質の悪い風邪なの。聞いて、モーリス。」彼女は女性家庭教師のようにゆっくりと、彼女の言葉の間隔を...
2022年6月19日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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僕は今が行動の時だ。ダンスタンなんか、関係なかった。空襲長官も関係なかった。僕は電話に向かい、彼女の番号を回した。  メイドゥが出た。僕は言った。「こちらは、ベンドゥリクスです。僕は、マイルズ婦人に話しがありまして。」彼女は、そのままでいるよう僕に話した。僕がサラーの声を待ってい...
2022年6月18日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 BOOK FOUR Ⅰ 僕は、もう少しも先を読めなかった。繰り返し繰り返し何度も、一説が、僕を酷く傷付ける時は、僕は飛ばして読んだ。僕はダンスタンのことを見付けようとしながら、極力それを見付けたくなかった。しかし今やっと、先を読み進めていた、それは、歴史の未確定の日付に似て、時...
2022年6月17日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は疲れ、私はもう何の苦しみも欲しくない。私は、モーリスが欲しい。私は、普通の堕落した人間の愛情が欲しい。親愛なる神よ、私は貴方の苦しみを貰いたいのですが、今は、それが欲しくはありません。暫くそれを持ち去って、他の時にそれを与えて下さい。
2022年6月16日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 1946・2月12日  二日前、私はあれ程の平穏と静けさと慈しみの感覚を持った。暮らしは、又幸せの方向に向かっている。しかし昨夜、最上階でモーリスに会うために、長い階段を上っている夢を見た。私が階段の最上階に着いた時、私たちは愛を育むことにしていたので、私はまだ幸せだった。私が...
2022年6月15日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私が貴方を愛する前と同じくらい有り余る程、モーリスを愛しましたか?それとも、私が何時も愛したのは、それは、実は貴方でしたか?私が彼に触れた時、私は貴方に触れましたか?私が先に彼に触れなかったら、私は貴方に触れることが出来ましたか?私は、ヘンリにも、誰にも触れもしなかったので、彼に...
2022年6月14日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は、一瞬奇形ではないかと危ぶみ、私は、血の気が引く思いがした。そして彼は、静かに座り、彼にキスを私にさせた。そこで私は、痛みにキスをしています、幸せが決して貴方のものにならない限り、痛みは貴方そのものだと思いました。私は、貴方の痛みに入り込んで、貴方を愛します。私は、その肌に殆...
2022年6月13日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「御免なさい。」私は言った。  「僕がその全てを遠ざけるくらいなら、僕はもっと貴方を愛します。僕が貴女による子供を設けたら、僕は、彼らを貴女に悪の道に導かせます。」  「貴方は、そんなことを言ってはいけないわ。」  「僕は、お金持ちの男ではない。僕の教義を捨てることを申し出られ...
2022年6月12日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「はい、リチャドゥ、勿論、」私は言い、「そうでなければここにはいません。」  「貴女は僕と結婚しますか?」彼は尋ね、私がもう一杯お茶を飲みたいかどうか、聞いているかのように、彼のプライドゥは、彼にそう尋ねさせた。  「ヘンリは、反対するかも知れない。」私は言った、それを一笑に付...
2022年6月11日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は、貴方の釘の痛みの心構えは整っていても、地図とミシュラン・ガイドゥの24時間を、私は耐えられない。親愛なる神よ、私はまるで機能しない。私は今尚、意気地なしの格好つけ。私をこの状態の外に追い遣って下さい。 1946・2月6  今日、私はリチャドゥと空恐ろしいシーンを演じた。彼...
2022年6月10日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私が耐えられない、それは彼らの痛みだ。私の痛みは、上へ上へと募らせて下さい。が、彼らのは止めて下さい。親愛なる神よ、暫く貴方が貴方の十字架から降りられるのであれば、代わりに私の身を起こして下さい。もし私が貴方のように苦しめば、私は貴方のように癒せるでしょう。 1946・2月4  ...
2022年6月9日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「私は、貴方を置いて行きはしないわ。私は約束します。」守ろうとするもう一つの誓い、そして私がそれを形にした時、私は、これ以上彼と一緒にいることに、耐えられなくなった。彼は勝ち、モーリスは敗れた。そして私は、彼の勝利故に、彼を憎んだ。私は、彼ゆえに、モーリスを憎むだろうか?私は二...
2022年6月8日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  「そりゃあ、時には立ち止まってもいいのよ。」私は言った。「どんな結婚でも。私たちはいい友達同士だわ。」そのくらいが、私の逃げ口上の限界であるべきだった。「彼が同意した時には、私は彼に手紙を出そう。私が何をしようとしていたのか、彼に打ち明けよう。私は家から出て行こう。何れにせよ...
2022年6月7日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「お前がいなければやって行けない。」彼は言った。オウそう。貴方には出来る。私は異議を唱えたかった。それは不便になるでしょうが、貴方には出来る。貴方は貴方の新聞を、一度変えたけれど、貴方は直ぐにそれに慣れてしまったわ。これは言葉、型通りの夫の型通りの言葉で、それは全く何事も意味し...
2022年6月6日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は彼の為に暖炉に火を点けた。私は言った。「私は、少々ヴェンガニンを手に入れて来ます。」  「心配しなくていい。」彼は言った。「もうそれは良くなっている。」  「どのような一日を、貴方は過ごしたの?」  「オウ、殆どいつもと同じ。ちょっと疲れた。」  「貴方の昼食の約束は誰だっ...
2022年6月5日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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その時私は、Loveと記入したかったが、その言葉は、それは本当だと分かっていても、不適当な響きがあった。私は私の使い古した方法でヘンリを愛した。  私は封筒に手紙を入れ、非常に個人的とそれに記した。誰かの面前でそれを開かないようヘンリに警告するだろう、と私は思った―彼が友人を家に...
2022年6月4日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は、共有地を歩きながら神に言った。貴方が実在するのかどうか、或いは貴方は実在しないのかどうか、貴方が二度目のチャンスをモーリスに与えるのかどうか、或いは私は全てのことを予測したのかどうか。多分これは二度目のチャンスになる、と私は。彼に縋(すが)った。私は彼を幸せにするつもりだ。...
2022年6月3日金曜日

The End of theAffair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は入口に立ってバーに上がる彼を見守った。もし彼が振り返って私を見れば、私は神に打ち明けた、私は中に入りますと。しかし彼は振り向かなかった。私は家へと歩き出したが、私は私の心の外に彼を置いたままには出来なかった。二年近くに亘って、私たちは知らない者同士だった。一日の僅かな特別の時...
2022年6月2日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は、彼を視界に留めながら、彼の後をずっとつけた。私たちは、ポンテフラクトゥ・アームズへ、何度も繰り返し二人で出かけたものだ。彼がどのバーへ向かい、彼が何を注文したか、私は知っていた。私は彼を追って入ろうかしら、そして私のものを注文し、彼の方を振り向くと、何もかもが、飛び越えて...
2022年6月1日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は気付かれずに泣きたかった。それから私はナショナル・ポートゥレイトゥ・ギャラリに行ったが、その日は学生たちの日だったーそこには大勢の人々いた。それで私はメイドゥン・レインに引き返し、教会の中に、そこは何時も酷く暗く、貴方の近所の人を見なくていい。私はそこに座った。そこには、私...
2022年5月31日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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しかし私は私の怒りと共に今、先に乗り込もうという願望は、微塵もなかった。他の多くの物事のように、怒りに向かう能力は、私の中で死に絶えた。私は、彼に会って、彼にヘンリのことを尋ねようとした。ヘンリは、最近おかしかった。外出して、モーリスとパブで飲む、そんなことは彼にはなかった。ヘン...
2022年5月30日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は、雨の中貴方の窓の下を歩き、一晩中その下で待とうとした。何もかも終わり、私は愛することを学んでも良かったのに、又、貴方がそこにいたから幾分長く私は不毛を恐れずに済んだ。私が家に戻ると、ヘンリと一緒にそこにはモーリスがいた。それは二度目だった、貴方は彼を返してくれた。一度目、私...
2022年5月29日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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山高帽を持ったあの男の孤立した実在を、十字架の金属を、私が祈られないこの手を信じるから、私は実在主義者か?神は実在したと想像する、彼は、あの世な肉体を持っていたと想像する、彼の体が私のものとまるで同じように実在したと信じることは、何が間違っているのか?もし彼が肉体を得なかったら一...
2022年5月28日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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何時か私たちに何故かが分かるといい。それは腺の欠乏かも知れない。  そこで今日、あの実在する十字架の上のあの実在する肉体を見て、私は不思議に思った。この世は、そこでどのように蒸気に釘を打てたのか?上記は、勿論痛みもなく、喜びも感じなかった。それは単に、それが私の祈りに答える筈と想...
2022年5月27日金曜日

The End of the Affair/GrahamGreene 成田悦子訳

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そこでは、目や手から緋色の絵具で、血が下方へ走っていた。それは、私の具合を悪くした。ヘンリは、私に12世紀の記念碑を称賛して欲しかったのに、私は具合が悪くて開けた所へ出て行きたかった。私は思った、こういう人々は、残忍さを好むのねと。蒸気は、血や叫びで貴方にショックを与えられない。...
2022年5月26日木曜日

The End of the Affair Graham Greene 成田悦子訳

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そこで私は思った。私は蒸気になる為に、あの体を求めるのか(私のものをはい、いや彼のものを?)又、永遠そのものを貫いて存在することを、あの傷跡に私は求めた、と私は分かっている。しかし私の蒸気はあの傷跡を愛せるか? その時私は、私が憎んだ私の体が欲しくなって来た。しかしそれは、単にあ...
2022年5月25日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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何時か私も蒸気の役になろう―私は永遠に私自身を避けよう。そうしてその時、私はパーク・ロウドゥの暗い教会に入って全ての供物台の上の私の周りに立つ体を見た。その悦に入った顔を持った恐ろしい石膏の塑像、それで私は彼らが肉体の復活を信じていることを思い出した。私が永遠に葬られたい肉体の。...
2022年5月24日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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彼が神経質に「週に一時間。それは大いに貴女を救います。」と言った時、頼むのは些細なことのように思った。それに、今、私は時間の全てを持っていないか?私は本を読んでもいい、又映画に行っても良く、私は言葉を解さず、又映像を思い出せない。私自身と私の持つ惨めさが、私の耳の中で太鼓を打ち、...
2022年5月23日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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それは彼を毎週、共有地へ彼を行き着かせる。いなくなり、質問もせず、芝生の上に彼のカードゥを投げ捨てる人々に語り掛ける為に。私が今日来たように、どれだけの頻度で、誰かが実際に来るのか?私は彼に、「貴方はたくさん訪問者を持っていますか?」と尋ねた。  「いいえ。」彼は言った。彼の真実...
2022年5月22日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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歪めたり美しく見せたりする鏡について彼が話す時、私は何について私たちが話していたかを思い出せなかった。思春期以来その年代全ての思い故に、彼は鏡を覗き、それらを美しく見せよう、歪めることなくと心がけて来た。地道にその方法で、彼は彼の頭を持ち上げた。何故彼は、顎髭を痣を隠す程、十分長...
2022年5月21日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「彼らの情緒が揺り動かされると、人々は、物事が合理的であること、それを必要としない。恋人同士は、合理的ではないでしょ?」  「貴方は又、愛情抜きで説明できますか?」  「オウ、はい、」彼は言った。「或る者に入り込んで独占したいという欲求、強欲と言われるまでに。他の者に入り込んで...
2022年5月20日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  何故って、本当に?私は、ドアの下のモーリスと私の誓いについて彼に打ち明けられなかった。駄目だ、未だ私には出来ない。その上、それは全体の核心ではなかった。生まれながらにして、私はどれだけの数の誓いをしては破ったっていうの。何故、友人がくれた不格好な花瓶のように、この誓いは留まる...
2022年5月19日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は木綿更紗のソウファに座り、彼はかなり固い椅子に、彼の膝の上の猫と一緒に座った。彼は猫を撫で、彼は奇麗な手を持ち、私はそれを好まなかった。私は、押し並(な)べて痣をかなり好んだが、彼は、彼の見栄えの良い頬だけを私に見せながら座ることを選んだ。  私は言った。「そこには神はいな...
2022年5月18日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 1945・9月10  私は賢明さを取り戻した。私は二日前、私の古いバグを片付けていた。―ヘンリは突然、「平和のプレズントゥ」として、新しいものを私に与えた―それは、彼にたくさんのお金を遣わせてしまった。私は、「リチャドゥ・スマイズ16スィダ・ロウドゥ4-6毎日個人的相談を、どな...
2022年5月17日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 Ⅴ 1945・5月8  夕方のセイントゥ・ジェイムズ・パークへ、イウアラプ戦勝記念日を祝う彼らを見に下った。それは、近衛騎兵隊と宮殿に挟まれた投光照明の水域の側で、とても静かだった。誰も大声を出さず、歌わず、酔っぱらうこともなかった。人々は、二人ずつ、手を取り合い、草の上に座っ...
2022年5月16日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  昨夜、彼が寝ていた時、私は、ヘンリを見た。私が、法律が有罪の当事者だと考える何かである限り、私は彼を愛情を持って見守ることが出来た。彼が私の保護を必要とする子供だったかのように。今や、私は、彼らが無知と呼ぶ者だった。私は、彼によって延々と気持ちを正常に動かなくされた。彼は、家...
2022年5月15日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 Ⅳ 1944・9月12  ピータ・ジョウンズで昼食を摂り、ヘンリの勉学の為に新しいラムプを買った。他の婦人たちに囲まれた取り済ました昼食。何処にも男はいない。それは、大勢の内の一部分になることに似ていた。殆ど平和といった感じ。その後、ピカディリの新しい映画に行って、ノーマンディ...
2022年5月14日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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  国王は、彼の約束をどのように守ったか?私は思い出せたらと願う。私は、べキットゥの墓の上で修道士に彼を鞭打たせるよりもっと、彼について何も思い出せない。それは、答えのような響きがない。それは、前に起こらなければならなかった。  ヘンリは今夜又、家を離れている。私がバーに馴染んで...
2022年5月13日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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彼がそれを愛せれば、それには、心惹かれるに違いない。私の心の中、そこに少しでも心惹かれるものがあるということ、それは、余りにも多くを私に信じるよう求めている。私は、私を称賛する男が欲しいが、それは、貴方が学校で学ぶ癖です―目の動き、声音、肩とか頭の上の手の感触。もし彼らが思えば、...
2022年5月12日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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貴方は、私にD.と一緒に逃げ出そうとさせながら、それを楽しむことを、私には許さない。貴方は、私に愛を外へ追い払わせ、その後で貴方は言う。そこにも又、貴女が求める渇望はない。貴方はいま、私にどうして欲しいのか、神よ?私は、ここから何処へ向かうのか?  私が学校にいた頃、私は国王につ...
2022年5月11日水曜日

The End of the Affair/ Graham Greene 成田悦子訳

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  私が、私の肩に挟み込んだ受話器を取ると、交換手は言った。「私共は、只今貴方の番号にかけています。」私は神に言った。もし彼が応答すれば、私は、明日戻ります。電話は、彼のベドゥの傍の何処に置いてあるかを、私は正確に知っていた。一度私はそれを私の睡眠中にぶつかって落とし、げんこつで...
2022年5月10日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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ヘンリは、市長やエンジニアと一緒に二等私室の中に先頭に立って入って行ったが、私はその長官を引き止めた。彼の腕に触れ、スチールの寝棚に関し、そこに既婚者用のダブルの寝棚がなかったのは何故かについて、何か馬鹿げたことを彼に質問しながら。私は、私にキスをして欲しい、と言おうとした。彼は...
2022年5月9日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 只、私が動こうとするという意識を持てば、彼はそれに応える。私は、何故しようとしないのかしら?私は見知らぬ人と約束したことはなく、モーリス一筋だった。ヘンリと一緒にわたしの残りの人生を、一人寂しく過ごせない、誰も私を認めず、誰も私に刺激されず、ヘンリが他の人と話す事に耳を傾け、チ...
2022年5月8日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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ヘンリは、寡婦年金が、それが十年前と同じ重さに達する、もう一シリング上げられるかどうかについて統計だらけのマロックとの長い議論を始めた。彼らは、生活費について争い、それは、非常に学究的論争だった。彼らは揃って、国は、ともかく、それを値上げする余裕がない、と言った。国家安全省のヘン...
2022年5月7日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 彼は、福音書の書かれた年代に関して話し、如何に早いものであろうと、クライストゥが生まれて百年以内に書かれてはいない。私はそうしたものが、それ程早いと認めたことはなかった。それにしても、私は、伝説が始まった時、それは、実に重要だということを見ようがなかった。次に彼は私達に、福音書...
2022年5月6日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 1944.7月9  ヘンリと一緒に8.30に間に合った。空席の目立つ一等客室。ヘンリは、イギリス委員会の議事録を声を出して読んだ。パディントンでタクシを捕まえ、ヘンリを省で降ろした。今夜家にいるよう、彼に約束させた。タクシ乗務員は、間違って、私を14番を過ぎた南側に運んだ。ドア...
2022年5月5日木曜日

The End of the Affair/GrahamGreene 成田悦子訳

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 私は、膝まづき、ベドゥに頭を乗せ、私が帰依出来たらと願った。親愛なる神よ、と私は言った―何故親愛なる、何故親愛なるか?―私に信仰させる。私は信仰する筈がない。私を作り替えて下さい。私は言った。私は意地悪でペテン師で、私は自らを退けます。私は私自身のことは何も成し得ません。私に信...
2022年5月4日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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二人が互いに愛し合った時、彼らは、キスに於ける愛情の欠如を偽装出来ず、彼の手に触れて、そこに残されたその僅かな息遣いがあるかどうか、見極めようとしなかったのか?もしも私が彼の手を取り、それを私の方に引けば、それは、ドアの下から、全て自ずと隔たろうとすると分かっていた。今やっと私は...
2022年5月3日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 私は、何故「親愛なる神」と書くのか?彼とは親しくない―私にとってではなく、彼はそうではない。もし彼が実在するなら、その時には、彼は、私の心の中にこの誓いという考えを入れ込み、だから私は、その所為で彼を遠ざける。数分毎に、灰色の石造りの教会や酒場がその輪郭を崩して後方に駆け抜ける...
2022年5月2日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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私は自分のをしょっちゅう忘れる。フロイトは言うだろう、それも、ヘンリの番号だから、それを忘れようとするのだ。しかし私はヘンリを愛す。私は、ヘンリに幸せになって欲しい。私は、只今日、彼を避けるだけ、彼は幸せで、私は背を向け、モーリスは背を向ける、つまり彼は物事を知ろうとしない。彼は...
2022年5月1日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene  成田悦子訳

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 昨日、私が彼を待っている間に、共有地のとある場所に演説者が現れた。I.L.P.(独立労働党)と共産党、それに冗談ばかり言う男、又、そこには、クライストゥ教を攻撃している一人の男がいた。南ランダン合理主義者協会、或いはそれに似た何らかの名称。彼は、片頬を覆った痣さえなかったら、美...
2022年4月30日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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仮に、時々彼が女を買えば、私は文句を言うの?もし私たちがそこで互いを所有出来なくても、不毛の地にあって、どんなつましい付き合いからも、彼を奪い取りはしない。時に、もし時が来たら、彼は一杯の水さえ拒もうとするに決まっている、と私は思う。彼は、私を、何一つ誰一人傍に寄せず、一人になっ...
2022年4月29日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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もし私が、彼を安心させられさえしたら、それで私たちは、穏やかで、幸福で、無作法でも不摂生でもなく愛せる。そうして不毛の地は、視野から後退する。命ある内は、多分。  もし人が神を信じられるとしたら、彼は不毛の地を満たそうとするか?  私は、何時も良く思われ、褒められたがった。例えば...
2022年4月28日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 それから、僕は初めから帳面に取り掛かった。彼女は、毎日、日記に記入していなかったし、僕は、全ての記載を読もうとは思わなかった。彼女がヘンリと一緒に行く芝居、レスタラントゥ、パーティ―僕が何も知らないその暮らしの全ては、未だに傷付ける力を持っていた。 Ⅱ 1944・6月12  時...
2022年4月27日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 1946・2月12日  二日前、私はあれ程の平穏と静けさと慈しみの感覚を持った。暮らしは、又幸せの方向に向かっている。しかし昨夜、最上階でモーリスに会うために、階段を上っている夢を見た。私が階段の最上階に着いた時、私たちは愛を育むことにしていたので、私はまだ幸せだった。私が来た...
2022年4月26日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 BOOK THREE Ⅰ ・・・何もかも通り過ぎる、そうして私たちは終わってしまった。貴方(神)以外は。私たちのどちらかの所為ね。私は、ひと時、ささやかな恋心を、費やしながら、それを、こちらへ又あちらへと外へ向かって、この男そしてあの上へと手を伸ばしながら、命ある時を夢中で過ご...
2022年4月25日月曜日

The End of the Affair/ Graham Greene 成田悦子訳

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僕はこれを、或る事件の記録として取り扱いたかった―パ―キスの事件の一つ―取り扱われるべきだったが、僕はそれ程の冷静さを持ち合わせていなかった。何故なら、僕が日記を開いた時、僕が気付いたことは、僕が期待していたものではなかったから。嫌悪と疑いと嫉妬は、僕を遥か彼方へ駆り立てて来た。...
2022年4月24日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それは、全て人間の本質で、サー、人間の愛情ですよね。それに広くも、高級でもないその部屋。パ―キス婦人は、あの頃存命中でしたが、私は、彼女に詳細を話すのは、気乗りしなかったんです。彼女は、事によったら邪魔になりました。」  「僕は必ず記念品を大事にしますよ。」   「もしも灰‐...
2022年4月23日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それにしても、貴方が本当に記念品を憤慨しないのであれば、サー・・・」  「勿論僕はそうしない、パ―キス。」  「私は、ここに或る物を持っています、サー、それには、関心と有用性があるのかも知れません。」薄用紙に包まれた物を、彼はポキトゥから取り出し、それを僕の方へと、気遣いなが...
2022年4月22日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 僕は、パ―キスの結末を見たいということは、かなり自覚していたし、彼の言葉は、僕の罪悪感を目覚めさせた。僕はその男を急いで立ち去らせることが出来なかった。彼は言った。「私は考えていました、サー、私は貴方にささやかな記念品を差し上げるつもりです―しかし、それは正(まさ)しく、貴方が...
2022年4月21日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「私は、貴方が満足されたらと願っています、サー。」  「実に満足。」  「それでそのことを、貴方はサヴィジ氏にその通りに書くでしょう、サー。彼は依頼者から酷い報告書を受取りますが、良いものは、なかなか書いて頂けません。依頼者は、満足すればするほど、彼は忘れ、私たちを直ぐにでも心...
2022年4月20日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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「そこに人間の本質が潜んでいます、サー、貴方が日記を取って置くのは、貴方が、物事を思い出したいから。そうでなければ、何故それを取って置きます?」  「貴方はこれを見たの?」僕は尋ねた。  「私はその本質を確かめました、サー、それで、一つの記載から、彼女は慎重なタイプではない、と判...
2022年4月19日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 Ⅷ パ―キスは言った。「それはもう実に簡単でした、サー。そこにはこんな混乱がありました。マイルズ婦人は、私が省出身の彼の友人の一人だと思い、マイルズ氏は、私が彼女の友人の一人だと思いました。」  「それは素晴らしいカクテイル・パーティでしたか?」あの最初の出会いと、知らない人と...
2022年4月18日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 再び彼は拒絶された愛人のように、欲求不満の柔軟さの素振りを見せた。如何に数知れぬ臨終の‐床から彼は締め出されて来たか、僕は突然ぞっとした。僕も又、彼に何らかの希望のメシジを捧げたい、と思うに至った、が、その時だ、頬の向きが変わり、僕は単に尊大な演技者の表情を見たに過ぎない。彼が...
2022年4月17日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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将来の埋め合わせ、報奨、処罰も何にもない。」片方の頬が隠れると、彼の顔には狂った気品が加わった。 「それから僕たちは天国のようなこの世を作り始めます。」  「そこには最初に説明されるべき恐ろしい運命があります。」と僕は言った。  「僕は貴方に僕の蔵書を見せてもいいのですが?」  ...
2022年4月16日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「貴方には孫がいるんですか?」  彼は憂鬱そうに言った。「僕には子供はいません。僕は、子供のいる貴方が羨ましい。それは。重い義務と重い責任がある。」  「貴方は彼に何を聞きたかったんですか?」  「僕は彼にここでくつろいで欲しかった。その後戻ってもかまわないから。そこにある非常...
2022年4月15日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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一瞬、僕は彼女から解放された。若者が言った。「僕は吐き気がする。僕はもう一杯オリンジエイドゥを飲んでもいい。」  ミス・スマイズは言った。「いい子だから、飲まない方がいいと思うわ。」  「本当に、僕は彼を連れて行かなければなりません。その方がきっと貴方がたのためになるでしょう。」...
2022年4月14日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「もし貴方が望むのでしたら、帰っていいんです、当然。しかし若者をここに残して頂けませんか?―30分だけなら?僕は彼に話したい。」彼はパ―キスの助手に見覚えがあり、彼に詰問するつもりだということが僕の身に振りかかった。 僕は言った。「何か貴方が彼に尋ねたいことがあれば、貴方は僕に...
2022年4月13日水曜日

The End of the Affair/ Graham Greene 成田悦子訳

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そして僕は彼の頬の剝き出しの痣をまじまじと見ながら考えた、そこには何処にも、無傷なところはなかった。一つの盛り上がり、一つの不具で、それらは皆、恋を始めさせる引き金を持っている。  「貴方の来訪の本当の目的は何ですか?」彼は突然僕の思いの中に押し入った。  「僕は、ミス・スマイズ...
2022年4月12日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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それからラムプの灯かりの中に歩み寄った。彼の左頬を覆った重症の青黒い痣(あざ)は、凡そ非凡の焼き印と見紛(みまが)うばかりだった。―僕は彼に敵意を持って来たものの、彼は、どんな鏡で自分を見たところで、露ほども慢心する筈がない。  ミス・スマイズは言った。「私の兄弟は、リチャドゥ。...
2022年4月11日月曜日

the End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「いえ。」彼女は言った。「リチャドゥ。お子さんの具合は、どうです?」  「最悪。」パーキスの養子は言った。  「私たちは彼の体温を測った方がいい、と貴方は思います?」  「僕にもう一杯オリンジ‐スクワシュを頂けますか?」  「それは何んともなきゃ、いいのよ。」ミス・スマイズは、...
2022年4月10日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「彼の名前は、アーサですか?」  「アーサ・ジェイムス。」僕は言った。  「それはかなり古典的な名前ですね。」  「僕たちは古風な家族です。彼の母親は、テニスンが好きでした。」  「その方が、ですか・・・?」  「はい、僕が言うと、彼女は憐れみを持って、その子供を見た。  「彼...
2022年4月9日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「彼を中に来させて、座らせて上げなさい。」ミス・スマイズは言った。  「それは大変ご親切なことで。」  サラーは、どれだけ頻繁に、このドアを通って、狭く散らかったホールへと消えたのだろう、と嘆かわしく思った。ここ、Xの家の中に僕はいた。多分、フックの茶色いソフトゥ帽は、彼のもの...
2022年4月8日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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それから僕たちは父と息子のように手に手を取って、共有地を横切り、シダ―・ロウドゥへ向かった。サラーと僕には、どちらにも子供がいない。強い欲望や嫉妬やパーキスの報告書といった、こそこそした職業の中より、結婚することや、子供を持つことや、甘ったるく退屈な平和の内に、共に静かに暮らすこ...
2022年4月7日木曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「それは、ガラハドだよ。ランスロトゥは、グイネヴェレとベドゥの中で見付けられた。」何故僕たちは、無知をからかいたがる悪癖を隠し持つのか?つまり妬(ねた)みなのか?パーキスさんは、悲し気に言った。彼を裏切ったかのように、彼の若い者を横目で見ながら、「僕は 聞いたことがなくて。」 ...
2022年4月6日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕は貴方と同感です、サー。それは僕だって避けて通ることです。その時が迫れば、僕は若い者にも、それを避けるようにして貰います。」彼の悲しげな眼差しは、彼の若い者が見せるあらゆる動きを追った。「彼はアイスを欲しがったのです、サー、僕は駄目だと言いました、こんな天気でなければな。」...
2022年4月5日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「僕はベルを鳴らして、直接歩いて中に入り、傷付いた夫のように彼を慰めましょうか?」僕はパーキスさんに尋ねた(彼は、約束してA.B.C.で僕に会っていた―それは彼が彼と行動を共にする若者を使っているという彼独特の暗示で、彼をバーに連れて入ることは出来なかった。) 「僕はそれに反対...
2022年4月4日月曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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やっとそこに恋の最期があるように、憎しみの最期がある。六か月後、僕は一日一杯サラーのことを思わず、そしてそれで僕は幸せだと悟った。それでも、完全に憎悪の最期は、訪れようがなかった。何故なら、一度、出来れば絵葉書を買い、歓喜に満ちたメシジをその上に書きたくなって、文房具店に僕は入っ...
2022年4月3日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 終に、万事に付け最悪の結末となった。想像することやイミジを心に描くことは僕の専門だ。一日中五十回、それに差し当たり僕は夜の間起きていた。カートゥンは上がったままで、その演目は始まるのだった。何時も同じ演目、恋するサラー、Xと一緒のサラー、僕たちが揃ってして来たのと同じことをして...
2022年4月2日土曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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Ⅵ その後何日も、当然、僕に希望はなかった。それは単に偶然の一致に過ぎなかった、と僕は思った、電話は応じられなかったし、一週間後、僕がメイドゥに会って、マイルズ夫妻について尋ねると、彼女は田舎で不在だと分かり、僕は戦時中書簡は失われるもの、と自分に言い聞かせた。毎朝毎朝、僕はポウ...
2022年4月1日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

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 「爆弾は、二つも一か所に落ちない。」僕は言った。しかし機械的に、それはしばしば誤りを立証して来た迷信の一つだったから。  「貴方は怪我をしているのね。」  「僕は、歯を二本失くした、それだけ。」  「こっちに来て。貴方の顔を私が洗ってあげるわ。」彼女は、僕がもう一つのの異議を行...
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自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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成田悦子
暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。
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自己紹介成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶというもの

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GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。
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