「最愛の人モーリス、」彼女は書いた、貴方が去った後、あの夜、私は貴方に書こうとしたけれど、私が家に着いた時、私は、かなり具合が悪いと感じ、又ヘンリは私のことで気を揉みました。私は、電話する代わりに書きます。私は、貴方と一緒に遠くへ行くつもりはない、と私が口にすると同時に、気が変になりそうで、私は電話を掛けて貴方の声を聞けない。だから私は貴方と一緒に遠くへ行くつもりはないの、モーリス、最愛の人モーリス。私は、貴方を愛しているのに、私は、もう一度、貴方に会うことは出来ない。この痛みの最中を、私はどう生きようとすればいいのか、私には分からず、思い焦がれるだけで、私は、時間の許す限り、彼が私に厳しくしないようにと、彼が私を生き続けさせないようにと、神に祈っています。親愛なるモーリス、私は私のケイクを手に入れたい、それを食べたい、他の皆のように。貴方が私に電話を掛ける以前、二日前に、私は牧師のところに赴き、私は、カサリクになりたい、と彼に話しました。私は、私の誓いや貴方について、彼に打ち明けました。私は言いました、私は、実際、もうヘンリに添い遂げられないと。私たちは一緒に眠らない―貴方との最初の一年からではなく。それは、本当に結婚ではなかった、私は言いました、貴方が、出生登録事務所を結婚式場と呼べなかったと。私は彼に、私はカサリクになって、貴方と結婚出来ないか、と尋ねました。貴方が、官公庁事業をすり抜けても気にしない、と私は知っていました。
218