私が貴方を愛すように、以前、私は愛したことはなかった。私が今信仰するように、以前、私は何かを信じたことはなかった。私は確信しています。私は、何かにつけ、以前、確信がなかった。貴方が、貴方の顔を血まみれにして、ドアの所に入って来た時、私は確信するに至りました。一時(いちどき)に何から何まで。喩え、その時、私がそれを知らなかったにせよ。私は、愛と格闘するよりずっと長く、信じることと格闘しましたが、私には、どんな闘争心も残っていません。
モーリス、親愛なる人、怒らないで。私を可哀そうだと思って、でも怒らないで。私はいんちきでぺてんだとしても、これは、いんちきでもぺてんでもありません。私は、私自身のことを、確かだと当たり前のように思っていたので、何が正しくて間違っているのか、貴方は私に確信しないように教えました。貴方は、私の嘘の全てと自己‐欺瞞を、それらが、道伝いにやって来る誰か、大切な誰かの為に、瓦礫の道を奇麗にするが如く、取り去り、そして今、その人がやって来ましたが、貴方は、その道、貴方自身を身綺麗にしました。貴方が書く時、貴方は正確であろうとし、貴方が真実を追い求めるように、と私に教え、そうして貴方は、私が真実を語ろうとしなかった時、貴方は、私に話しました。貴方は、本当にそう思うのか、貴方は言おうとして、或いは、貴方がそう思うと思っているだけなのか。そう、それは、皆貴方の欠陥、モーリス、皆貴方の欠陥だ、と貴方には見て欲しい。こんな風に、私を生き続けさせようとしない、彼の人、神に、私は祈ります。
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