https://naritaetuko.jp成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと

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2011年6月12日日曜日

「下流の宴」という題名でNHKは恥ずかしくはないのか?

自分の家が下流であるか、上流であるか、中流であるか、
子供や夫や自分が中卒であるか、高卒であるか、大卒であるか、院卒であるか、
が大切な人がいます。
私にはそんなことは少しも大事なことだとは思えません。

上流階級とは何を指してそういうのでしょう?
夫の給与が高い専業主婦の夢、幻のことでしょうか?
家族の一人一人にとって、夫が高収入であることは確かに重要でしょう。
夫の収入の高さで下流、中流、上流家庭と決められているらしい、そのことが私には分かりません。
そういう下卑た物差しを作る人と下卑た物差しで人を見る人の気持ちが全く分かりません。

NHKは、国民の受信料で番組を制作します。
国民の中には、中流も、下流も、中卒も、高卒もいます。
林真理子の「下流の宴」の宣伝文句が最近変わりました。
偏見の塊のような宣伝文句が本の発売当時使われていました。
キャッチコピーは
「医者のムスメ、国立大卒業、高学歴の夫、そんな私が「下流」になるの?」。

医者がどうしました?
医師会と安倍晋三は精神病院養和病院、麻生太郎と鳩山由紀夫は大阪拘置所に入れ、私の目・顔・首・足・乳房・背中を人体実験の為に切り裂き、手術痕を残し、私の体内に人口内耳(レシーバー)機械(電池、電極、基盤?)を入れています。
医師会は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムに協力し、人間をロボットにする為に人体実験を行なっています。
教師、創価学会、共産党、社民党、市民劇場、労音などが協力しています。

医者の娘であることがどういう意味を持つかは、今後国民が証明するでしょう。
医師にかかることを拒否する(診療拒否)という形で現れると思っています。
医者の娘は、単に医者の家に生まれた女の子だというだけで、どんな意味もありません。
出生に関することはたまたまであって、意味を持たせてはならないことです。
生活困窮家庭に生まれた子供は、医者の娘だとは言えませんし、「貧乏人の子供です」と言うしかありません。
「下流だから、どうした?」
「中卒だから、どうした?」
「いけませんか?貧乏で」
と、林真理子とこんな偏見小説番組を放映しているNHKには言いたいと思います。

「普通に教育を受けて、平穏な家庭で成長した主婦・由美子。しかし、その息子は中学校までの義務教育を修了しながら、定職に就かず、格差社会に悩んでいる。」
Wikipediaに載っていた 「下流の宴」の説明です。

定職=正社員でしょうが、正社員になることが出来ず、非正規雇用の形での転職を繰り返さざるを得ない若者は、多いと思われます。
教育を普通に受けるとは?
何卒までを普通の教育と言いますか?
貴方が普通の教育と言う、其の「普通であらねばならない」理由は何処にありますか?
「普通」であることに意味がありますか?
言葉の意味を考えずに安易に使うのはもう止めるべきです。
理由は、今後、今までの概念が通用しなくなるからです。

夫は左遷。娘の就活は失敗。そしてフリーターの息子が「下流」の娘と結婚宣言・・NHK

私なら、夫がどんな状態になろうと、職場での地位が下がっても「左遷」とは言いません。
夫には、夫自身が良いと考える職場ならそれで充分です。
娘が就職活動で失敗することなど就職難ですから当たり前です。
母親は、娘が就職活動に失敗したからと言って、そんなことを必要以上に問題にしたり、気にしてどうします?
娘の就職が成功しようがすまいが、母親である自分の就職ではありませんから、神経質になることはありません。
フリーターの息子という言い方も、私はしません。「下流の娘」と結婚?????
「下流」というのは、どういう意味でしょう?
人に対して、「貴方は、下流です」と言ってはいけません。
下流=貧乏=学歴が低い・・が林真理子、毎日新聞、NHKの考え方です。
林真理子は、脳科学者茂木健一郎との毎日新聞の会談で、
「東大卒ではない東大修士、博士課程の東大大学院卒を東大卒とは言えない」と言っています。
仮に会談でそういう発言があったとしても、毎日新聞は掲載すべきではありません。

NHKも
「理想の家庭を築いたはずが、気がついたら崖っぷち。夫は左遷。娘の就活は失敗。そしてフリーターの息子が『下流』の娘と結婚宣言!愛する息子を取り戻すため、『中流家庭』を守るため、専業主婦・由美子の戦いが始まる!」・・・
こんなことを書かなければならない「下流の宴」という番組を中止して欲しいと思います。
「上流の宴」という題名であれば、上流に対する皮肉とも考えられますが、「下流の宴」という題名は、下流であることを「宴」という言葉で更に馬鹿にしている感じがします。

林真理子は、書店の娘、日大卒です。
随分立派な学歴で、由緒正しいお家柄でいらっしゃいますこと・・・・
日大は誰でも合格するということで有名な大学です。

大卒であることは、普通の時代になっています。
威張るようなことではありません。
何処まで教育を受けたかということと、教育がその人のものになっていることは違います。
又、教育がその人のものになっているから素晴らしいということも、一概には言えません。
文部科学省が何をしようとしているかで、教育は決まります。
教育内容が文部科学省によって決められていても、教師と教科書によって徹底の程度が違います。

私は、文部科学省のおかげで、現在も和歌山県長保寺の掲示板に住所氏名付き、精神分裂病患者、前科ありということで書き込まれています。
文部科学省と和歌山教育委員会に、「長保寺に削除を要請してもらえないだろうか?」と頼みましたが、和歌山教育委員会は、「削除はしない」と言い、文部科学省からは、返事のメールも届きません。

こうした教育委員会、文部科学省がまともな教育をするはずがありません。
人体実験を行なっている文部科学省に子供の教育は出来ません。
普通の教育と言っても、日本には普通の教育どころか、教育そのものがありません。

2:56 2011/06/12日曜日