自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年5月27日金曜日

The End of the Affair/GrahamGreene 成田悦子訳

そこでは、目や手から緋色の絵具で、血が下方へ走っていた。それは、私の具合を悪くした。ヘンリは、私に12世紀の記念碑を称賛して欲しかったのに、私は具合が悪くて開けた所へ出て行きたかった。私は思った、こういう人々は、残忍さを好むのねと。蒸気は、血や叫びで貴方にショックを与えられない。

 私は広場へ出ると、私はヘンリに言った。「全くこんな風に塗った傷には耐えられないわ。」ヘンリはとても理性的だった―彼はいつも冷静だった。彼は言った。「勿論、あれは非常に物質主義的信仰ではある。魔力の代物(しろもの)・・・」

 「魔力って、物質主義的なの?」

 「そう。イモリの目や、カエルの足の指、出産で‐締め付けられた赤ん坊。お前はそれ以上に何か物質主義的なものを所有出来ない。聖体拝領ミサに於いては、彼らは、未だに全質変化を信仰する。」

 私はその全てを知りはしたが、勿論貧乏人の為を除いて、それは多かれ少なかれ宗教改革で絶滅したという一つの考えに至った。ヘンリは私をきちんとさせた(どんなにしょっちゅうヘンリは、私の混乱した考えを整理し直して来たことか)。「物質主義は、単に貧乏人向けの姿勢だけではない。」彼は言った。「どこまでも洗練された頭脳の者たちは、物質主義者で、パスクル、ニューマン。傾向という点で非常に微妙、他の点では非常に粗雑な迷信。

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