自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年5月4日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

二人が互いに愛し合った時、彼らは、キスに於ける愛情の欠如を偽装出来ず、彼の手に触れて、そこに残されたその僅かな息遣いがあるかどうか、見極めようとしなかったのか?もしも私が彼の手を取り、それを私の方に引けば、それは、ドアの下から、全て自ずと隔たろうとすると分かっていた。今やっと私は、これが、ヒスティアリアだったと分かる。私は、騙された。彼は、死んでいなかった。ヒスティアリア発症時に、人が取り決めることに、人は責任があるのか?又、どんな取り決めを、人は打ちのめすのか?私は、今、ヒスティアリア気味で、全てをここに洗いざらい書いている。しかしそこには、僕は不幸だ、と誰にでも何処ででも、言ってのけられる一人の人物がいるわけではなく、彼らは私に何故と質問し、その質問が決まって始まり、そして私は必ず行き詰まる。私は行き詰まっている場合じゃない、ヘンリを守らなければならない。オウ、地獄へ、ヘンリと一緒に地獄へ。私は、私という者の真実を受け入れようとする誰かを求め、保護は要らない。もし私が、意地悪で、ペテン師なら、意地悪でペテン師を愛する人は、そこには一人もいない?

 私は、床に膝まづいた。私がそんなことをするなんて、分別を失くしていた。私は、今まで、子供のようにそんなことをしようとしたことさえなかった―私の両親は、私以上に祈りを盲信しなかった。私にはまるで口にすべき思いが、胸になかった。モーリスは死んだ。死滅した。魂のようなそんなものは、そこにはなかった。私が彼に上げた半分の幸福さえ、血のように彼の外に流れ出た。彼は二度と幸せになる機会を得ようとはしない。誰かと一緒に、と私は考えた。誰か他に彼を愛し、彼を私が出来る以上に幸せに出来たら。それなのに、今、彼は、その機会を持とうともしない。私は、膝まづき、ベドゥに頭を乗せ、私が帰依出来たらと願った。

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