自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年5月29日日曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

山高帽を持ったあの男の孤立した実在を、十字架の金属を、私が祈られないこの手を信じるから、私は実在主義者か?神は実在したと想像する、彼は、あの世な肉体を持っていたと想像する、彼の体が私のものとまるで同じように実在したと信じることは、何が間違っているのか?もし彼が肉体を得なかったら一体誰が彼を愛し、或いは彼を遠ざけられたか?私はそれがモーリスであっても、蒸気を愛せない。それは粗雑で、それは野蛮で、それは実在主義者だ、と私は知っているが、何故私は、粗雑で、野蛮で、実在主義者であってはいけないのか?赤く燃える憤怒に、ヘンリの公然たる反抗、合理的なものの全て、私は、スペインの教会で人々が行う何を私は見て来たにしても、私が誘(いざな)った孤立に、教会の外へと歩いた。聖水、そう‐呼ばれた中に私は私の指を浸し、私の額に十字架のようなものを作った。



1946・1月10


私は今夜家庭に耐えられなかった。だから雨の中、外を歩いた。私が掌の中に私の爪を突き刺した時を、私は思い出した。私はそれを知らなかった、が、貴方は痛みに動いた。私は言った。「彼を生き返らせて下さい。」貴方を信仰することもなく、それに私の不信心は貴方にどんな差別もしなかった。貴方は貴方の愛の中にそれを受け入れ、供物のようにそれを食した。そして今夜、雨は私のコウトゥや私の衣服や私の肌の中をびしょ濡れにして、私は寒さで震え、そんなことは初めてで、まるで私は殆ど貴方を愛したかのようです。

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