山本義隆は、直接民主主義を目指した。
これは、ソクラテスを全く理解しないのに、ソクラテス好きの池田大作に似ている。
山本義隆は、議長を置かなければ民主的だと言う。
民主的なのではなく、責任回避の体制作りに過ぎない。
東大闘争と全学共闘会議は、闘争の必然性を欠いたまま、未だ純粋な学生を騙し、優秀な日本人の子とその親兄弟の未来と希望を奪った。
直接民主主義であれ、間接民主主義であれ、人というものは、権威、権力に跪くか、権威、権力に胡坐を掻こうとする。
民主主義が、理想の形態とされてはいるが、政治の恩恵に浴する者は、少ない。
山本義隆は、博士課程の三年だったというから、一般学生より六歳から十歳も年長だった。
不退転の決意を彼は持ち得た。
大卒、学士、修士の肩書きを既に手にしている。
多くの学生が路頭に迷った。
大学生を巻き込み、勧誘し、授業料や生活費、バイト代を奪った。
三十近い男とその仲間が、奨学金と授業料納入の窓口があった安田講堂を占拠するには、深い訳があっただろうし、大学運営の中枢を乗っ取るには、
民青と日本共産党、自民党の支援が絶対欠かせない。
新規加入の学生達は、騙され、未来と希望を見失った。
日常的保守的意識と対決せよと山本義隆は言った。
日常のない暮らし振りは、人の暮らしとは言えない。
日常も家庭も家族も、守らなければ崩壊し、結局は、自分を見失い、自分の居場所を失くす。
山本義隆と東大全共闘のおかした罪は、重い。
山本義隆など、チンピラ的発想の詐欺師、で、泥棒に過ぎない。
秋田明大も同じ。
23:59 2019/03/02土