「小学校や中学校では、なかなかクラスに溶けこめない少女でした。人から隔てられているという感覚から私の詩は生まれました。ウイルスも人から隔たった存在だけれど、不思議な愛情を感じまして、ちゃんづけにしたのです」 、「この詩集にとらわれず、変貌(へんぼう)しながら詩を書いてゆきたい」
これは、朝日新聞、「滅びの感覚に内包される光 中原中也賞受賞の暁方ミセイさん」に、最近付け加えられた文です。
暁方ミセイと朝日新聞社は、ウイルスで世界を葬る心算だという意味です。
社民党が、私に対する名誉の甚だしい毀損を、「これはテロだ。」と私に言いましたが、彼らは、人を殺し、金品を強奪します。
暁方ミセイは、私の詩を盗んで中原中也賞を受賞しました。
〈しずかに 雪が降ってくる/ゆっくりと光りながら(あるものは円を描き/(またあるものは溶けて消え/雪が降ってくる/そとはなにもきこえない/わかるのは/わたしいま 脈打っているということ〉
これは、谷村新司の「群青」を盗んだ部分ですが、谷村新司自身が買春相手、暁方ミセイに書いてやった、実にお粗末な詩です。
朝日新聞、思潮社、山口県が協力しています。
朝日新聞、
滅びの感覚に内包される光 中原中也賞受賞の暁方ミセイさん
人のおとせぬあかつきにほのかに夢にみえたまふ、未生(みしょう)の言葉をすくいとる。ペンネームに即していえば、こんな詩風だろうか。初めての詩集『ウイルスちゃん』(思潮社)で中原中也賞を受けた。
収められた20編から「世界葬」の第1連を。〈しずかに 雪が降ってくる/ゆっくりと光りながら(あるものは円を描き/(またあるものは溶けて消え/雪が降ってくる/そとはなにもきこえない/わかるのは/わたしいま 脈打っているということ〉
雪の情景が滅びゆく世界の姿としてとらえられ、透明感のある言葉と温かみのある身体感覚でうたわれる。幼いころに亡くなり、工場の跡地に埋められた幻の妹が、木の芽時になると姉を慕ってよみがえる「丘の造船工場」も、心に残る。
暁方の詩は、死や滅びの感覚を内包しながらも、明るい。選考委員の詩人北川透は「死といっても闇ではなく光を媒介とした死であり、東日本大震災後の最初の受賞作にふさわしい」と評した。
『ウイルスちゃん』という題名には編集者が首をかしげたが、押しきったそうだ。
「小学校や中学校では、なかなかクラスに溶けこめない少女でした。人から隔てられているという感覚から私の詩は生まれました。ウイルスも人から隔たった存在だけれど、不思議な愛情を感じまして、ちゃんづけにしたのです」
大学2年のときから「現代詩手帖(てちょう)」に投稿し、現代詩手帖賞に。昨春卒業して、今は社会人。幼いころ、理科教師の父と一緒に山や森をよく歩いた。自分の正体は山の子、獣の子と思ったことさえある。自然や宇宙と交感する感覚は詩集全体をつらぬいている。
中也賞の贈呈式では、「この詩集にとらわれず、変貌(へんぼう)しながら詩を書いてゆきたい」と抱負を語った。(白石明彦)
23:48 2016/11/24木