The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper
Universal Music Group→UMG
ユニヴァーサルミュージックは、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
The Part You Throw Away Tom Waits
From Punishing Kiss
Songs by:Ute Lemper
Lyrics:Tom Wait
You dance real slow
And you wreck it down
Walk away and you turn around
What did that old blond guy say?
That is the part you throw away.
貴方はとてもつまらないことで動揺する
そして、打ちひしがれる
途方に暮れ、貴方はがらりと変わる
「あの素敵なブロンドの男は、君に何て言ったの?」
あの頃、貴方がさりげなく言った台詞
I want that beggar's eyes
The winning horse
A tidy Mexican divorce
St. Mary's prayers,
Houdini's Hands
And a barman who always understands.
私には欠けている
あの乞食のような眼差し
勝ち馬の冷静さ
メキシコ人のように別れを繰り返し
マグダラのマリアに祈りを捧げる偶像崇拝者
脱出芸人ハリー・フーディーニの巧みな手
それから、いつも分かったようなことを言うバーテンダー
Will you loose the flowers,Hold on to the vase?
Will you wipe all those teardrops away from your face?
And I can't help feeling as I close the door,
I have done all of this many times before.
貴方は花瓶に縋(すが)りつく花を忘れるの?
あの頃の悲しみをすっかり貴方の表情から消し去ってしまう?
だから、私が道を閉ざそうと考えるのは仕方ない
私は、既に何度も何度も繰り返して、出来る限りの事を成し終えた
The bone must go
The wish can stay
A kiss don't know what the lips will say
Forget I ever hurt you
Put stones in our bed
Remember to never mind instead.
体は去ってしまう
祈りは留まる
どんなにキスをしても、くちびるが何を告げようとしているのか分からない
私が絶えず貴方を傷つけたことは忘れて
私達のベッドには、石のように硬くて冷たいものを入れましょう
代わりに、私のことは心配しないでって覚えてて
But all of your letters burned up in the fire
And the time is just memory mixed with Desire
That's not the road
It's only the map I say
Gone just like matches from a closed down cabaret.
ただただ、貴方の文字の全てを情欲の火で焼き尽くした
そして、時は、単に、欲望で混乱した記憶
それは道筋ではない
いわば、時は閉じたキャバレーのライバル達のように、去って行った顔に過ぎない
In a Portuguese Saloon
A fly is circling round the room
You'll soon forget the tune that they play
For that's the part you throw away
For that's the part you throw away
ポルトガルの酒場の一室でハエが一匹飛び回っている
貴方は彼らが演奏する曲なんてきっと直ぐに忘れてしまう
あの頃、貴方がさりげなく言った台詞(「あの素敵なブロンドの男は、君に何て言ったの?」)だから
あの頃、貴方がさりげなく言った台詞(「あの素敵なブロンドの男は、君に何て言ったの?」)だから
歌:UTE LEMPER
http://www.utelemper.com/
1963 ドイツ生まれ
歌手
女優
絵描き
一度訳した歌詞です。
毎日のように歌って、その意味を考えました。
何だか違うな、と気付きました。
けれどそのままにして、私は幾つも幾つも他の詩人の翻訳を繰り返し、今日やっとこの歌詞をもう一度翻訳し直してみました。
未だ違っている所が有るかも知れません。
Tom Waitsに聞くことが出来たらもっと楽に訳せます。
私は誰にも尋ねることが出来ませんが、今日の翻訳は、前よりかなり良くなったと思います。
詩一つで、「あいうえお」の「あ」一つでその歌が素晴らしいものになります。
曲もほんの半音違うだけで別の曲になってしまいます。
私に出来ることは、私は空っぽ、でも私
詩人のイメージする歌詞が表現しようとしている或る文字(言葉)と、一枚、或いは数枚の絵、それを捜すことです。
詩人に私を近付けることです。
詩が曲を作り、曲が詩を作ります。
ですから、翻訳者が誠実で、素晴らしい翻訳をするだけで、その歌、CDは爆発的に売れることがあります。
けっこう、翻訳という作業は面白いのです。
自分で詩を書くことも面白いし、詩人の翻訳はそれにまして面白い。
文字は無数ではありません。
しかし文字の組み合わせは無数にあります。
人の能力にも限度はありません。
創る悦びは、生きる悦びです。
貧しいとか・・そんなことはどうでもいいことで、創る悦びに勝るものは、私にはありません。
23:44 2012/01/17火曜日