私は、一瞬奇形ではないかと危ぶみ、私は、血の気が引く思いがした。そして彼は、静かに座り、彼にキスを私にさせた。そこで私は、痛みにキスをしています、幸せが決して貴方のものにならない限り、痛みは貴方そのものだと思いました。私は、貴方の痛みに入り込んで、貴方を愛します。私は、その肌に殆ど金気と塩気を味わえ、私は感心して、何ていい味わいでしょう貴方は。貴方は、幸せと共に私たちを殺しても良かったのに、貴方は、痛みの中にある貴方と共に、私たちを生き永らえさせます。
私は不意に動いて離れる彼を感じ、私は、私の目を開けた。彼は言った。「グドゥ‐バイ。」
「グドゥ‐バイ、リチャドゥ。」
「戻って来ないで、」彼は言い、「僕は、貴方の哀れみに耐えられない。」
「それは、哀れみじゃないわ。」
「僕は、自信の愚かさに輪を掛けてしまった。」
私は、去った。あれでは、そのままいても何もいいことはない。私は、彼があんな風に痛みの印を身に付けて、あちこち持ち歩きいているのを、私たちが美と呼ぶものを、この鈍感な人間の代わりに、毎日鏡の中に貴方を見ているのを羨んだ、と彼に言い出せなかった。
1946・2月10
私は貴方に書く、或いは話す必要性を感じない。それは、少し時を遡って、貴方宛てにどのように手紙を始めるかであり、私は自らを恥じて、私はそれをすっかり引き千切った。それが私の心の中に届く前に、何もかも知っている貴方に手紙を書くこと、それが酷く馬鹿げたことのように思えたから。
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