自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年2月11日金曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

 「教会?」

 「ロウマン教会、サー、メイドゥン・レインの。貴方はそこら一帯にそれを見つけるでしょう。しかし祈るためではなく、サー、座るために。」

 「貴方はそれさえすっかり知っているんでしょ?」

 「当然、私は当事者について中へ入りました。誠意を持っているように見せようとして、私は二、三席後ろで膝まづきました。私は貴方に保証できます、サー、彼女は祈らなかった。彼女はロウム信者ではないでしょ、サー?」

 「いや。」

 「それは暗いところで座るためでした、サー、彼女が落ち着くまで。」

 「もしかして、彼女は誰かに会おうとしていた?」

 「いいえ、サー、彼女はそこにたった三分いただけで、誰にも話しかけていません、喩え貴方が私に聞いても、彼女は心ゆくまで泣きたかったのです。」

 「ことによると。しかし貴方は手口が間違っています、パーキスさん。」

 「手口、サー?」

 僕は明かりが僕の顔をもっと十分捕えるように、移動した。

 「私たちはそこまで手口に触れたことがありません。」 

 今や僕が僕の物笑いの種を引き受けてしまったものだから、彼には気の毒だと思った―元来非常に憶病な誰かを、尚、更に脅えさせたとしたら気の毒に思った。

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