自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年2月2日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

 Ⅵ

若い人がその信じる仕事の習性を築き上げる時、一生持続し、どのような破局にも耐えようとする。二十年に亘り、一週間に五日間、およそ一日平均五百語になった。僕は一年で一つの小説を産み出せる。そしてそれは、校正やタイプ原稿の訂正時間をも念頭に入れてのことだ。僕は何時も非常に几帳面で、僕の仕事の割り当てが終われば、場面の最中であってさえ、僕は打ち切る。今もあの頃も何時だって、朝の仕事中、僕は僕が何をしたか、僕の原稿の上の数百の印を外して数える。印刷所は念入りな僕の仕事の概算ペイジ数を整える必要はなく、僕のタイプ原稿の頁の最前列に数字を書き込んである―83,764と。僕が若かった頃、恋愛沙汰さえ、僕のシェデュールを変えようとはしなかった。恋愛沙汰は昼食後、そしてどんなに遅くても、僕はベッドゥに向かう状態であればよしとした―僕が僕自身のベッドゥで眠る限り―僕は朝の仕事をもう一度読み、その上で眠ろうとした。戦争でさえ、僕に影響を及ぼすのは難しかった。不具な脚は、僕を陸軍から締め出し、僕が民間防衛にいた時、僕は職務の静かな朝の当番を望んだことがなく、僕の同僚の労働者たちは只々大喜びした。

僕は結果として、熱心故の全く上辺だけの名声を手に入れた。それでも、僕の机、一枚の紙、そのペンから、ゆっくりと、几帳面に滴るばかりの割り当て分の仕事に向かうと、ひたすら熱中した。僕の自らに‐課した鍛錬を滅茶苦茶にするには、サラーを必要とした。

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