自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

自分の写真
暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

https://naritaetuko.org

https://naritaetuko.org 成田悦子翻訳小説.org Youth Joseph Conrad https://naritaetuko.jp成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと

ブログ 成田悦子翻訳小説.org Youth Joseph Conrad

ブログ アーカイブ

2021年12月14日火曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

                                             To C

男は未だj実在しない彼の心の中の場所を持ち、それらが実在を確保してもよいという指図に、それらの中に悩みながら入り込む。

                レオン・ブロイ


The End of the Affair

Graham Greene

成田悦子訳


BOOK ONE

一つの物語は、始まりは言うまでもなく、終わりさえ持たない。思いのまま人は、振り返り、同じく前方を見晴らし、経緯(いきさつ)のその瞬間を選ぶ。「人は、選ぶ」と、プロフェッショナルな作家の揺らぐ自負から、僕は言う。その人ー彼は何かにつけ、真正面から注目される中ーその専門的技量ゆえに称えられて来たが、僕自身の事実に照らし合わせて、公有地のあの真っ暗で湿った一月の夜、1946年、降る雨の広大な川を傾きながら渡ろうとするヘンリ・マイルズの様子を選ぶだろうか。それとも、こうした像が僕を選んだのか?僕の職業の慣例に従うと、まさにそこで始まると、好都合であるし、正しいが、もしあの時、僕が神を信じていたのなら、僕は僕の肘を引っ張る手、暗示、「彼に話しかけて。彼は、まだ貴方と会ってない。」を信じても、また良かった。