https://naritaetuko.jp成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと

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2013年11月9日土曜日

Cinderella 3

There was once a man whose wife died and left him to bring up their only child,a little daughter,who was sweet and gentle by nature and as pretty as a girl could be.
 Father and daughter lived happily enough together until the man married again.
His new wife was a proud and masterful woman,with two plain  daughters who were as arrogant and disagreeable as she was herself.
These three soon took command in the house and,because they were jealous of the young girl’s charm and beauty,they always spoke unkindly to her and made her work from morning till night.
昔、妻が他界し、二人の唯一の子供、いといけな娘を育てなければならなくなった一人の男がいました。
 その娘は、生まれつき可愛らしくて、大人しくて、少女としてあり得る限り、可憐でした。
父と娘は、その男が再婚するまで、一緒に、充分幸福に暮らしました。
彼の新しい妻は、彼女によく似た、傲慢で、気難しい二人の不器量な娘を連れた、思い上がった、我儘な女でした。
この三人は、直(じき)に家の中の支配権を握りました、と云うのも、彼女達は初心(うぶ)な少女の魅力や美点を妬(ねた)んでいましたから。彼女達は、彼女に対して、絶えず不親切にものを言い、朝から夜まで彼女の仕事を用意しました。

15:17 2013/11/09土曜日

原文のままのシンデレラを、おそらく何方も読んだ事がないでしょう。
私もそのままを読みたいと思いますので、今日からシンデレラを少しずつ訳します。