https://naritaetuko.jp成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと

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2014年2月28日金曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~22

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah th gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツの紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
 ‘What’s your fortune,Marion?’
‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’
‘I got a yellow one,’said Helen,‘and I’m to love seven children.What’s your fortune,Hugh?’
‘I’m to succeed in all my undertakings.It’s blue,’said Hugh.Then they ran home to their dinners.

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」
「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」
「緑色よ。私は、長い旅に出る運命なの。ヘレンのは何色?」
「わたしは、黄色いのを引いたの。」とヘレンは言いました。「それでね、私は七人の子供を産むらしいの。ハグ、あなたの籤は何色?」
「僕はどんな事業をしても、成功するんだって。それは、青い色。」と、ハグは言いました。それから皆(みんな)、お昼ご飯に合わせて家に帰りました。

 Susan Brown sat listening with all her ears.
How buautiful to have a fortune!
スーザン・ブラウンは、耳を欹(そばだ)てながら座っていました。

How buautiful to have a fortune!
幸運を手に入れられたらどんなに嬉しいでしょう!

16:12 2014/02/28金曜日

2014年2月27日木曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~21

NHKとシェリーは、毎日窃盗目的で翻訳の妨害をし、米子市で金品窃盗、コカインを常用、製造しています。長年翻訳を盗み、改竄して来たのもNHK英会話担当者です。

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah th gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
‘What’s your fortune,Marion?’
‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’
‘I got a yellow one,’said Helen,‘and I’m to love seven children.What’s your fortune,Hugh?’
‘I’m to succeed in all my undertakings.It’s blue,’said Hugh.Then they ran home to their dinners.

子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」
「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」
「緑色よ。私は、長い旅に出る運命なの。ヘレンのは何色?」
「わたしは、黄色いのを引いたの。」とヘレンは言いました。「それでね、私は七人の子供を産むらしいの。ハグ、あなたの籤は何色?」
「僕はどんな事業をしても、成功するんだって。それは、青い色。」と、ハグは言いました。それから皆(みんな)、お昼ご飯に合わせて家に帰りました。

Susan Brown sat listening with all her ears.
スーザン・ブラウンは、耳を欹(そばだ)てながら座っていました。

14:27 2014/02/27木曜日

ユニヴァーサルミュージック藤倉尚翻訳家は窃盗専門

The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper


Universal Music Group→UMG
UMGユニヴァーサルミュージック藤倉尚は、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるUMGユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
小池一彦さんが社長時代には、再生出来ました。
日本大学、小沢一郎、藤倉尚、三浦朱門、曽野綾子が、パソコンを壊しました。

私の一年も使っていない、以前大阪府警、米子市警が家宅捜索礼状無しに押収したパソコンが2013年12月29日、NTTplalaが休みに入ると同時に壊されます。
UMGユニヴァーサルミュージックは、2014年1月1日、会長社長人事を行います。
会長(社長兼CEO)小池一彦
社長兼CEO(副社長兼執行役員)藤倉尚
出身地:東京都
91年日大法卒
92年ポリドール(現ユニヴァーサルミュージック)入社
11年常務
12年副社長
私のYouTubeは、UMGユニヴァーサルミュージックによって、私のブログアドレスを指定した上で、再生不可能にしました。
UMGユニヴァーサルミュージックは、フランス政府と共謀の上、私の絵を盗み、ジャケットに使って来ました。

2014年2月26日水曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~20

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
‘What’s your fortune,Marion?’
‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’
‘I got a yellow one,’said Helen,‘and I’m to love seven children.What’s your fortune,Hugh?’
‘I’m to succeed in all my undertakings.It’s blue,’said Hugh.Then they ran home to their dinners.

子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」
「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」
「緑色よ。私は、長い旅に出る運命なの。ヘレンのは何色?」
「わたしは、黄色いのを引いたの。」とヘレンは言いました。「それでね、私は七人の子供を産むらしいの。ハグ、あなたの籤は何色?」
「僕はどんな事業をしても、成功するんだって。それは、青い色。」と、ハグは言いました。それから皆(みんな)、お昼ご飯に合わせて家に帰りました。

15:16 2014/02/26水曜日

2014年2月25日火曜日

ユニヴァーサルミュージック藤倉尚翻訳家は窃盗専門

The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper


Universal Music Group→UMG
UMGユニヴァーサルミュージック藤倉尚は、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるUMGユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
小池一彦さんが社長時代には、再生出来ました。
日本大学、小沢一郎、藤倉尚、三浦朱門、曽野綾子が、パソコンを壊しました。

私の一年も使っていない、以前大阪府警、米子市警が家宅捜索礼状無しに押収したパソコンが2013年12月29日、NTTplalaが休みに入ると同時に壊されます。
UMGユニヴァーサルミュージックは、2014年1月1日、会長社長人事を行います。
会長(社長兼CEO)小池一彦
社長兼CEO(副社長兼執行役員)藤倉尚
出身地:東京都
91年日大法卒
92年ポリドール(現ユニヴァーサルミュージック)入社
11年常務
12年副社長
私のYouTubeは、UMGユニヴァーサルミュージックによって、私のブログアドレスを指定した上で、再生不可能にしました。
UMGユニヴァーサルミュージックは、フランス政府と共謀の上、私の絵を盗み、ジャケットに使って来ました。

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~19

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
 ‘What’s your fortune,Marion?’
 ‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
 ‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’
 ‘I got a yellow one,’said Helen,‘and I’m to love seven children.What’s your fortune,Hugh?’

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」
「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」
「緑色よ。私は、長い旅に出る運命なの。ヘレンのは何色?」

 ‘I got a yellow one,’said Helen,‘and I’m to hove seven children.What’s your fortune,Hugh?’
 「わたしは、黄色いのを引いたの。」とヘレンは言いました。「それでね、私は七人の子供を産むらしいの。ハグ、あなたの籤は何色?」

14:18 2014/02/25火曜日

2014年2月24日月曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~18

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
 ‘What’s your fortune,Marion?’
 ‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
 ‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’ 

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
 「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」
 「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」

 ‘A green one. I’m to go a long journey.What’s Helen’s?’
 「緑色よ。私は、長い旅に出る運命なの。ヘレンのは何色?」

13:38 2014/02/24月曜日

ユニヴァーサルミュージック藤倉尚翻訳家は窃盗専門

The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper


Universal Music Group→UMG
UMGユニヴァーサルミュージック藤倉尚は、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるUMGユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
小池一彦さんが社長時代には、再生出来ました。
日本大学、小沢一郎、藤倉尚、三浦朱門、曽野綾子が、パソコンを壊しました。

私の一年も使っていない、以前大阪府警、米子市警が家宅捜索礼状無しに押収したパソコンが2013年12月29日、NTTplalaが休みに入ると同時に壊されます。
UMGユニヴァーサルミュージックは、2014年1月1日、会長社長人事を行います。
会長(社長兼CEO)小池一彦
社長兼CEO(副社長兼執行役員)藤倉尚
出身地:東京都
91年日大法卒
92年ポリドール(現ユニヴァーサルミュージック)入社
11年常務
12年副社長
私のYouTubeは、UMGユニヴァーサルミュージックによって、私のブログアドレスを指定した上で、再生不可能にしました。
UMGユニヴァーサルミュージックは、フランス政府と共謀の上、私の絵を盗み、ジャケットに使って来ました。

2014年2月23日日曜日

ユニヴァーサルミュージック藤倉尚翻訳家は窃盗専門

The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper

Universal Music Group→UMG
UMGユニヴァーサルミュージック藤倉尚は、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
小池一彦さんが社長時代には、再生出来ました。
日本大学、小沢一郎、藤倉尚、三浦朱門、曽野綾子が、パソコンを壊しました。


私の一年も使っていない、以前大阪府警、米子市警が家宅捜索礼状無しに押収したパソコンが2013年12月29日、NTTplalaが休みに入ると同時に壊されます。
UMGユニヴァーサルミュージックは、2014年1月1日、会長社長人事を行います。
会長(社長兼CEO)小池一彦
社長兼CEO(副社長兼執行役員)藤倉尚
出身地:東京都
91年日大法卒
92年ポリドール(現ユニヴァーサルミュージック)入社
11年常務
12年副社長
私のYouTubeは、ユニヴァーサルミュージックUMGによって、私のブログアドレスを指定した上で、再生不可能にしました。
ユニヴァーサルミュージックUMGは、私の絵を盗み、ジャケットに使って来ました。

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~17

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
or a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
 ‘What’s your fortune,Marion?’
 ‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。
 「あなたの運勢はどうだった、マリオン?」

 ‘I’m to marry a king.It’s a purple one.What’s yours,Cyril?’
 「わたし、王様と結婚するの。紫色のがそうよ。あなたのは何色、シリル?」

13:38 2014/02/23日曜日

2014年2月22日土曜日

ユニヴァーサルミュージック藤倉尚翻訳家は窃盗専門

The Part You Throw Away Tom Waits cover - Ute Lemper

Universal Music Group→UMG
ユニヴァーサルミュージック藤倉尚は、翻訳詩を盗み、不正アクセス、金品、預金窃盗、殺人を犯しています。
私のブログに入れてあるユニヴァーサルミュージック関連のYouTubeを、私のブログアドレスを指定して再生させません。
小池一彦さんが社長時代には、再生出来ました。
日本大学、小沢一郎、藤倉尚、三浦朱門、曽野綾子が、パソコンを壊しました。


私の一年も使っていない、以前大阪府警、米子市警が家宅捜索礼状無しに押収したパソコンが2013年12月29日、NTTplalaが休みに入ると同時に壊されます。
ユニヴァーサルミュージックは、2014年1月1日、会長社長人事を行います。
会長(社長兼CEO)小池一彦
社長兼CEO(副社長兼執行役員)藤倉尚
出身地:東京都
91年日大法卒
92年ポリドール(現ユニヴァーサルミュージック)入社
11年常務
12年副社長
私のYouTubeは、ユニヴァーサルミュージックUMGによって、私のブログアドレスを指定した上で、再生不可能にしました。
ユニヴァーサルミュージックUMGは、私の絵を盗み、ジャケットに使って来ました。

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~16

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’
For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
What’s your fortune,Marion?’

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。

 ‘What’s your fortune,Marion?’
 あなたの運勢はどうだった、マリオン?

15:30 2014/02/22土曜日

2014年2月21日金曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~15

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
そしてその不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴(くちばし)で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?
―マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?

 All the chlden put their head together over the little coloured papers,and wondered.
どの子供も、小さな色紙(いろがみ)に、一斉に覆(おお)い被(かぶ)さって、驚きました。

14:47 2014/02/21金曜日

2014年2月20日木曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~14

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
それから、その不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?

―The right one for Marion,for Cyril,for Helen,for Hugh?
マリオンにとっても、シリルにとっても、ヘレンにとっても、ハグにとっても的を得たものが?

15:16 2014/02/20木曜日

2014年2月19日水曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~13

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても不思議な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て不思議なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。
それから、その不思議な鳥は、籤の一つをその曲がった嘴で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。

But just how did the lovebird know just which was the right fortune for that child?
それにしても、どれがその子にとって、それこそ打って付けの籤なのか、一体どうしてラヴバードゥに分かったのでしょう?

14:26 2014/02/19水曜日

2014年2月18日火曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~12

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても素敵な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て素敵なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.
Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.
And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。
それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。

And the wonderful lovebird picked out one of the fortunes with its curved beak,and the child took it.
それから、素敵な鳥が、籤の一つをその曲がった嘴で摘(つま)み出すと、子供がそれを取りました。

14:42 2014/02/18火曜日

2014年2月17日月曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~11

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time; and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても素敵な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て素敵なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。

Then Old Dinah held out fortunes in a little packet of folded papers,pink,and green,and purple,and blue,and yellow,that always hung outside the cage-door.

それから、ディナーおばあさんは、何時もは籠の扉の外に吊るしてあるピンクや緑や紫や青や黄の畳んだ紙切れの籤(くじ)を、小さな包みに隠しました。

14:47 2014/02/17月曜日

2014年2月16日日曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~10

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買った。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

 For the lovebirds were such wonderful birds!
-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,
they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.

 だって、ラヴバードゥは、とても素敵な鳥でしたから!
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て素敵なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

 Whenever a child came to buy a penny fortune,Old Dinah said,‘Put your finger in the cage,Duckey!’
And when the child did so,one of the two lovebirds hopped on to the finger and was brought out with a flutter of wings.

 子供が、一ペニーの幸運を買いに来ると何時でも、ディナーおばあさんは、「指を籠の中に入れてみて、いい子だね!」
そして、その子がそうすると、二羽のラヴバードゥの内の一羽が、その指にぴょんと飛び乗り、羽をばたばたさせて誘いだされました。

14:47 2014/02/16日曜日

2014年2月15日土曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~9

  At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.
And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’
For the lovebirds were such wonderful birds!

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。
だって、ラヴバードゥは、とても素敵な鳥でしたから!

-They were not only wonderful to look at,with their smooth grass-green bodies and long blue tail-feathers,
they were wonderful because they could give you a fortune for a penny;and you can’t get a fortune much cheaper than that.
―そのすべすべした草緑の胴体や、長くて青い尾羽を付けていて、只、見て素敵なだけでなく、お金を払うと、必ず貴方に幸運を授けてくれますから不思議。
それに貴方は、これより安く、幸運を手に入れられる筈がありません。

14:09 2014/02/15土曜日

2014年2月14日金曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~8

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.

And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’


 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

For the lovebirds were such wonderful birds!
だって、ラヴバードゥは、とても素敵な鳥でしたから!

13:45 2014/02/14金曜日

2014年2月13日木曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~7

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,
for a top ,or an ounce of bulls’-eyes,or a baloon.

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、
スーザン・ブラウンは、新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。

And little girls with their pennies got beads,or peardrops,or a bunch of violets.
But almost every day at least one or two of the little girls and boys would stop in front of Old Dinah’s
lovebirds,and hold out their pennies and say,“I want a fortune,please.’
又、お金を手にした女の子達は、ビーズやら梨のドロップやら菫(すみれ)の花束を買いました。
それでも、殆ど毎日、女の子や男の子の内、少なくとも一人や二人は、ディナーおばあさんのラヴバードゥ(ぼたんいんこ)の前で足を留めたもので、
自分のお金を差し出し、「あのう、占ってほしいんです。」と言います。

14:19 2014/02/13木曜日

2014年2月12日水曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~6

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.
Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、スーザン・ブラウンは、
新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。

Their mothers bought their bootlaces for them in a shop,and they wanted the penny for something else,for a top ,or an ounce of
bulls’-eyes,or a baloon.
彼等の母親は、店でその子達の為に、ブーツの紐を買いました。
すると彼らは、何か他の物、独楽(コマ)やら、僅(わず)かばかりの金的やら、風船やらが欲しくてお金が入り用でした。

15:24 2014/02/12水曜日

2014年2月11日火曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~5

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。

Very often their bootlaces were broken and knotted together,for you know what bootlaces are,but
Susan Brown never really expected the little boys to come and give her their penny for a new pair.
彼等のブーツ紐は、よく千切れ、一つになってこぶしが出来ていました。何故かと云うと、ブーツの紐が幾らくらいか貴方には分かると思いますが、スーザン・ブラウンは、
新前の一足の靴を買いにやって来て、お金を彼女に支払う事を、その男の子達に、全く期待した事はありません。

16:14 2014/02/11火曜日

2014年2月10日月曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~4

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.
At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。
毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間なんだわ、と思ったものです

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
and she would begin to eat her bit of bread and dripping,and admire the little girls’hair-ribbons,
and the little boy’boots without holes in them.

 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間だわ、と思ったものです。
そこで、彼女は、一切れのパンと肉汁を口にし始め、女の子のリボンや、男の子の穴の開いていないブーツを、何とか褒めようとします。

15:55 2014/02/10 月曜日

2014年2月9日日曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~3

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.
And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。
又、左手の街路の片隅には、スーザン・ブラウンが、座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

 At half past twelve every morning,when school was over,the little boys and girls
run out through the gates on the way home,and Susan Brown would remember it was dinner time;
 毎朝、12時半に学校が終わると、男の子も、女の子も、校門を抜け、我が家に向かって脇目も振らずに走ります。すると、スーザン・ブラウンは、
お昼ご飯の時間なんだわ、と思ったものです

16:15 2014/02/09日曜日

2014年2月8日土曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1~2

 At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。

And on the left-hand street corner sat Susan Brown,who sold bootlaces.
Susan thought she was about nine years old,but she never quite knew.
As Old Dinah’s age,it was too great to be remembered,and she had forgotten it long ago.

又、左手の街路の片隅に、スーザン・ブラウンが座って靴紐を売っています。
その子は、九(ここの)つくらいのつもりでしたが、自分では全く見当もつきません。
ディナーおばあさんの年齢に至っては、余りにも年を取り過ぎていましたから、気にもされせません。
実際、彼女は、そんな事など疾(と)うに忘れていました。

15:00 2014/02/08土曜日

2014年2月7日金曜日

THE LOVEBIRDS /The little bookroom1

At the end of the street stood the School.
On the right-hand street corner sat Old
Dinah the gypsy,who kept a pair of lovebirds in a cage.

 通りの行き止まりに、その学校がありました。
右手の街路の隅に、如何(いか)にもジプシーと云わんばかりのディナーおばあさんが陣取り、
籠に、一番(ひとつが)いのラヴバードゥ(ボタンインコ)を、飼っていました。


今日からEleanor FarjeonのThe Little Bookroom/「The Lovebirds」を翻訳します。
岩波少年文庫には、誤訳しかありません。
少年文庫に誤訳しかないのですから、哲学、歴史、政治、経済と、岩波書店の大人向けの翻訳本は言うまでもなく、他の全出版社の翻訳本は、全て誤訳です。
それでも、今も、彼らは翻訳本を出版し続け、読者を裏切り続けています。

The Little Bookroomは、「本の小べや」と題され、石井桃子訳で、2001年、岩波書店から出版されていますが、「子供の図書室」と訳すべきです。
石井桃子は、数多くの翻訳本を出版していますが、彼女には、翻訳は出来ません。
石井桃子は、既に他界しています。
死んだ人の翻訳を、何故、誰が変えるのでしょう?
人体実験による土地家屋預金物品窃盗殺人、脳、生活覗き見に参加している岩波書店は、全ての翻訳本を、
日本語も知らない馬鹿げた若い翻訳家に直させています。
岩波書店の本も、他の出版社の翻訳本も、読んでもつまらない、分けの分からない本です。

14:42 2014/02/07金曜日

2014年2月6日木曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)8

I know a house ―
it’s not a squirrel house
it’s not a donkey house
― just like I said―
and it's not up on a mountain

and it’s not down in a valley
and it’s not down in a hole
and it’s not down in a our alley
and it’s not up in our tree
or underneath the bed―
oh it’s right in the middle―
oh it’s ret meedle―
oh it’s root in the moodle of my head head head.
dee dee dee oh
doh doh doh-h-h-h

僕は、或る一軒の家を知っている―
それは、栗鼠(りす)の棲家ではない
それは驢馬(ろば)の棲家ではない
―当(まさ)に僕が言った様に―
つまりそれは、山の上に上ってはいない
つまりそれは、谷に落ちてはいない
つまりそれは、穴に落ちてはいない
つまりそれは、僕達の裏道辺りを下ってはいない
つまりそれは、僕達の木の中とかベッドの下に建ってはいない―
ああ、それは、真ん中にあるのが望ましい―
ああ、それは、報いを台無しにする
ああ、それは、僕の頭脳、頭脳、頭脳に根差している。

15:28 2014年2月6日木曜日

2014年2月5日水曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)8

I know a house ―
it’s not a squirrel house
it’s not a donkey house
 ― just like I said―
and it's not up on a mountain
 
and it’s not down in a valley
and it’s not down in a hole
and it’s not down in a our alley
and it’s not up in our tree

僕は、或る一軒の家を知っている―
それは、栗鼠(りす)の棲家ではない
それは驢馬(ろば)の棲家ではない
―当(まさ)に僕が言った様に―
つまりそれは、山の上に上っていない
つまりそれは、谷に落ちてはいない
つまりそれは、穴に落ちてはいない
つまりそれは、僕達の裏道に下ってはいない
つまりそれは、僕達の木に上(のぼ)ってはいない

 13:09 2014年2月5日水曜日

2014年2月4日火曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)7

MORE MORE MORE
MORE MORE MORE
MORE MORE MORE MORE
―blop blop blop―
MORE MORE MORE MORE
MORE MORE MORE MORE
NOBODY ever says stop stop stop.

もっと、もっと、もっと
もっと、もっと、もっと
もっと、もっと、もっと、もっと
―ブラップ、ブラップ、ブラップ―
もっと、もっと、もっと、もっと
もっと、もっと、もっと、もっと
誰も止めて、止めて、止めてとは、仮にも言う者はない。

14:32 2014年2月4日火曜日

2014年2月3日月曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)6の②

Oh ooie ooie ooie ooie
 ooie ooie ooie―we’re
 sprincling cracker crumbs under all the cushions and
 that lion’s keeping snoring―going snore snore snore―and
 the monkeys are all dancing with a special monkey-feeling
 ―like they’re leaving little feetprints on the ceiling
 ceiling ceiling―and I’m hopping and I’m skipping and I’m
jumping and I’m bumping―and Everywhere is music―and
the giant spilled his drinking and it went all down the floor
and the rabbit ate a piece out of my very best door
and Everybody’s yelling for more More MORE.

オゥ、ウーイー、ウーイー、ウーイー、ウーイー
ウーイー、ウーイー、ウーイー―
僕達は、クッション全部の下にクラッカーの屑(くず)を巻き散らかしているし
あのライオンは、ずっと鼾(いびき)を掻いている―何時も鼾を掻いている―そして
モンキーは、独特のモンキーフィーリング(感性)で、踊りまくる
―多分、皆(みんな)、天井、天井、天井に小さな足跡を残して置きたいんだ―
だから僕は、ぴょんぴょん飛んで、跳ね上がっては、ぶつかる―すると、どんな所だって音が出る―その内、巨人は、自分の飲み物を巻き散らし、それは、すっかり床に毀(こぼ)れ落ちて、
兎は、紛(まぎ)れもなく最高のドァを、ひとかけら食べ、る、
そうして誰もが、もっと、もっとだよ、もっとだってば、と喚(わめ)いている。

15:32 2014年2月3日月曜日

2014年2月2日日曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)6の①

Oh ooie ooie ooie ooie
ooie ooie ooie―we’re
sprincling cracker crumbs under all the cushions and
that lion’s keeping snoring―going snore snore snore―and
the monkeys are all dancing with a special monkey-feeling
―like they’re leaving little feetprints on the ceiling
ceiling ceiling―

オゥ、ウーイー、ウーイー、ウーイー、ウーイー
ウーイー、ウーイー、ウーイー―
僕達は、クッション全部の下にクラッカーの屑(くず)を巻き散らかしているし
あのライオンは、ずっと鼾(いびき)を掻いている―何時も鼾を掻いている―そして
モンキーは、独特のモンキーフィーリング(感性)で、踊りまくっている
―多分、皆(みんな)天井、天井、天井に小さな足跡を残して置きたいんだ―

15:44 2014年2月2日日曜日

2014年2月1日土曜日

A VERY SPECIAL HOUSE(by RUTH KRAUSS)5

They and I are making secrets
and we’re falling over laughing
and we’re running in and out
―and we hooie hooie hooie―
then we think we are some chickens
then we’re singing in the opera then
we’re going going going going ooie ooie ooie.

皆(みんな)と僕は、何時も隠し事をしてみたり、
皆で笑い転げたり、取っ組み合っては止めてみたりしている
―そして皆で、フーイー、フーイー、フーイー―
そりゃあ、僕達は、どこか頓馬(とんま)だとは思う
ところで、僕達はオペラで歌おうとしているんだ、
つまり、僕達は、いつもウーイー、ウーイー、ウーイーで行く心算(つもり)、行く心算、行く心算、行く心算

17:12 2014年2月1日土曜日