自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年9月7日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

僕はその紙切れを上に向け、23 7月 1926のプログラムを読んだ。the Water Music of Handelミス・ダンカンによる演奏、R.C.M。「I wanted lonely as a cloud」ベアトリス・コリンズ。チュダ・アイレス男子学生クラブによる。A flat Chopin‘s Waltsメアリ・ピピトゥによる。二十年前の長い夏の午後は、僕へとその影を伸ばし、僕は、そう、悪い方向へ僕たちを変えるこの世を憎んだ。僕は思った、僕の初めての小説を始めた、その時だった。僕は、仕事をしようと腰掛ける時、そこには有り余る程の興奮、野心、希望があった。僕は辛くはなく、僕は幸福だった。僕は読まれなかった本の中に紙切れを戻して置き、GolliwogとBeatrix Pottersの下の食器戸棚の後ろに一冊突っ込んだ。たった十年、僕たちの間の数郡を共にしただけでも、僕たちは二人共幸福だったが、何の明瞭な目的もなく、しかし数え切れない程の傷を互いに与える為に、一緒になるには少し遅かった。僕は、Scott`s last Expeditionを持ち上げた。

 あれは、僕自身の好きな本の一つだった。今デイトゥするなど奇妙に思えた。敵に対する氷だけを持ったこのヘロウイズム、人の所有を超えて、何人の死も巻き込まない自己犠牲、二つの戦争が僕たちと彼らの間に立ち尽くした。僕は、写真を見た。顎髭があり、目をむいている、雪の小さな積み上げたもの、、ユーニアン・ジャック、縞を付けた岩の間の時代‐遅れの調‐髪のような、長いたてがみを持ったポウニ。死でさえ「終止符」であり、「終止符」どころか、頁に線、感嘆符で印を付けた女学生がいて、彼女は、Scott`s last letter homeの余白に小奇麗に書いた。「そうして次はどうなるの?それが神ですか?Robert Browning。」その時でさえ、僕は思った、彼は彼女の心の中に入り込んだ。彼は、愛人同様に秘密で、束の間のムードゥの優勢を選び、彼のありそうにない事と伝説で、僕たちをヒアロウのように誘う。僕は、最後の本を戻し、錠を下ろして鍵を回した。

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