自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年9月21日水曜日

The End of the affair/Graham Greene 成田悦子訳

 僕は、僕からあの娘を救うように貴女に頼み、貴女は貴女の母親を僕たちの間に押し付けた―或いはそう彼らが言ってもいい。しかし、もし僕が信じ始めれば、その時貴女の神を僕は信じるようとするに決まっている。僕は貴女の神を愛そうとする。僕は、いっそ貴女と寝た男たちを愛す方がましだ。

 僕は理性的になる事にした、僕は二階に行くよう自分に言い聞かせた。サラーは、死んでいないまま、もう長い時が過ぎた。誰も、この激しさで死者を愛し続けない、唯一生者だけは。彼女は生きていない、彼女が生きている筈がない。彼女が生きていると想い込んではいけない。僕は、僕のベドゥに横になり、僕の目を閉じて、僕は理性的になるよう努めた。僕が時になるように、もし僕が彼女を、そんなに身を余す程嫌えば、どうして彼女を愛せる?人は、心底憎み愛せるか?又、僕が心底憎むのは、それは、僕自身だけだ。僕がそれらのありふれた取るに足りぬ技術書いた本に、僕は嫌気がさす。僕の中の職人気質は、原稿の為には随分貪欲で、彼女が僕に与えられる情報が欲しくて、僕が愛さなかった女を引き籠らせようと調整した。心ゆくまで楽しんだところで、それにしても、心が何を思うかを表現するには、不十分であるこの体を、僕は疎んじた。そして僕は、僕の信頼しようとしない心が疎ましい。それは、ドアベルに粉を振ったり、神屑籠を荒らしたり、貴女の秘密を盗んだりしたパ―キスを腕時計にセットした。

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