自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2022年6月8日水曜日

The End of the Affair/Graham Greene 成田悦子訳

  「そりゃあ、時には立ち止まってもいいのよ。」私は言った。「どんな結婚でも。私たちはいい友達同士だわ。」そのくらいが、私の逃げ口上の限界であるべきだった。「彼が同意した時には、私は彼に手紙を出そう。私が何をしようとしていたのか、彼に打ち明けよう。私は家から出て行こう。何れにせよ、彼は、彼のきっかけを見失い、私は未だここにいて、ドアは、再びモーリスを遮断した。只、私は、今回は神に責任を負わせることは出来ない。私は自らドアを閉ざした。ヘンリは言った。「僕は、お前のことを、友達のようには思えない。お前は、友達なしでもやって行ける。」そして彼は、鏡から振り返り、私を見て、彼は言った。「僕を一人にしないで、サラー。もう二、三年我慢して。僕も努力する・・・」それにしても彼が何を努力しようとしても、 オウ、そりゃあ、私が彼の下を何年も前に去っていれば、私達どちらにも、もっと良かっただろうに。しかし、私は彼がそこにいる時には、私は彼に打撃を与えられない。彼の惨憺が、どのようであるかを、私は見てしまったから、今や、彼は何としてでもそこにいるだろう。

 「私は、貴方を置いて行きはしないわ。私は約束します。」守ろうとするもう一つの誓い、そして私がそれを形にした時、私は、これ以上彼と一緒にいることに、耐えられなくなった。彼は勝ち、モーリスは敗れた。そして私は、彼の勝利故に、彼を憎んだ。私は、彼ゆえに、モーリスを憎むだろうか?

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