自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2008年8月2日土曜日

感情の剰余

世渡りには時の配分と微調整
ねじはせっかちに巻く
ベッドをぐるりと囲む放りっ放しの目覚まし時計
手に負えないものを引きずり込んでは添い寝する
朝の光は散乱を映し

語り下手な私は
爪先立ちでくるくる回って見せる
船底に這いつくばって床を磨く
否定が組み込まれた背骨は切なく捩れて
饒舌な唇を放心して見つめたのは昨日の昼過ぎ

窓際に並んでゆく牛乳パックに
角ばった瞬間の詰まった怒りや涙の枯骨が
どんな風に訪れ葬られて行くのか
深い所にいて
私は眠っていたのか

絶望や希望が海を想わせたのは
まだ春で
乳白色の悔いがやたらこびり付いた
洗面器の中
一人だけの気配を慈しむほか
季節を遣り過ごす手立てもない

縮尺された地球儀の点ほどの居場所も得られない
この当て所ない漂泊
機械のような男の抱擁も
友のひたすらな手も
小窓から差し込む光が暴く幾つもの汚点を見つめた後では
ただ疲労が纏わりつくだけ
見つめれば空気が破れ手のつけようもなく溢れ出す
鬱積した感情の剰余