自己紹介 成田悦子毎日少しずつ主に英文学の過去の小説を紹介しています。私の遣り方は原文をそのまま生かし、イギリス人、イギリスという国そのものの文字を通した姿を過去に遡って見せ、貴方同様私が学ぶ

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暑いし, リチウム電池入りロボ県内, Japan
GooNTTレゾナントは私のブログを4つ非表示にし、「詩を全部削除しろ」と詩人である私に言っています。

Gooは猥褻サイトの記事は問題がないと言います。私の住所・氏名・電話番号まで書き込んで「きちがい、前科三犯」と書くサイトの規約違反を指摘しても、「貴方は一体どうしたいのですか?」と言います。削除して欲しいに決まっています。そんなことも分からないのに、「鳥居正宏」という偽名の社民党員の要請で四つのブログを非表示にしています。私は「鳥居正宏」の中傷記事を書いたことは一度も無く、中傷されたコメントを載せたことが一度あっただけです。しかしそのコメントは、社民党と自公政権が不正に侵入して直ぐに削除して非表示の要請があった時にはありませんでした。あれから20数年Gooも消えます。私が消えていないことはいい兆し。正義は私の下にある。当面翻訳中心の生活です。

成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad

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2023年1月26日木曜日

The Quiet American/Graham Greene 成田悦子訳

おそらくほんの10日前、彼はボストンの下院を渡り歩いて戻って来た、彼の腕は本でいっぱいで、彼は極東と中国の問題に関して予め目を通して置いた。彼は僕が何を言っても耳を貸す事さえなく、彼は既に民主主義のディレマと西洋の責務に没頭していた、彼は決然としていたー僕は極めて早くそれを知ったー善を為す事、単なる個人にではなく、寧ろ国家、大陸、世界に対して。まあ彼は、今、改善すべき全宇宙を抱え込んで彼のいるべき所にいた。

 「彼は遺体安置室の中ですか?僕はヴィゴに尋ねた。

 「彼が死んだとどうして貴方は知りました?」

それは間抜けな警官の質問、パスカルを読むに値しない男、彼の妻をあそこまで妙に愛するにしても又値しない男だった。貴方は直感なしでは愛せない。

 「罪もないのに、」僕は言った。僕はそれは事実だと僕自身に言い聞かせた。パイルは何時も彼自身の筋を通したのではなかったのか?僕は自らの中の何らかの感情を探った、警官の疑いから来る憤りまで。しかし僕は何一つ見い出せなかった。何者でもなく寧ろパイルが責任を負った。僕達は皆、死ぬ方がましではないのか?阿片が僕の内側で説得した。しかし僕は注意深くフォンを見た、それは彼女には耐え難かったから。

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