成田悦子翻訳小説.orgで翻訳中 「Youth 」Joseph Conrad
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ブログ 成田悦子翻訳小説.org Youth Joseph Conrad
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Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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XⅢ ここに僕が当時書いた手紙からの抜粋がある。僕は場所の名前を復元した、僕達はそれに触れることを禁じられた:ー
5月21日、1915。ラ・ブアスと呼ばれた石炭‐採掘村の兵士宿舎に戻る。それは前線から3マイル以上はないが、坑夫は今なお働いている。僕達が塹壕から遠のくにつれ...
2 か月前
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春には芽が出る植物の芽をどうしてどうやって摘んだの?
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私の芽を摘むようにいえ、昔私の芽を摘んだように、稲の芽を摘んで貴方は得意満面。これは「レナードと滅びたい」とXに投稿したもの、検索しても全く影も形もない。Word
Pressの記事は検索にある、新しく作った成田悦子翻訳小 […]
1 週間前
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海に行って
ないな
わたしの部屋から
貴方の歌が消える
わたしの部屋の中の
貴方が消える
わたしの部屋の中の貴方は消えて
私の部屋の窓辺から伸ばした手が
鳥のように
羽を広げるように
幾つも
野を超え海をめざす
貴方が
四角い箱の中にいた
貴方が
心配をしてくれるだけの
貴方ではなく
善意だけの
ヒト
ではなく
打算や薄情や気紛れを持っていて
甦った
私の翼を
傷つけたりする
ヒトで
私は
虚しさだけを青い空に見るのでは
なく
貴方に
憧れるように
飛ぶ夢を見たり墜落して沈んだり
心が砂漠みたいって言ってみたり
失くしていた
熱い
血が
隠し切れない
今
海に行こう
素焼きの植木鉢にあたる可視光線の角度や強度は変わらない
開けようとしたサッシュの止まった位置
私の中の竦(すく)み
算段したわけでもない戸惑いがこの日の蔭と日向をつくる
枯れていく季節の楽観的なひだまりに遊ぶ不運
私はここにいて
あなたは埒外(らちがい)にいて
ラスクは硬くて
私はバスの中のシートベルトに縛られて
あなたは重い荷物の理不尽に身動きできなくて
手を振った
いつからか涙ぐむことのできなくなった少女
あなたの長い影が
人の世のギブスに棲(す)む処罰に力なく微笑む
抱き締めたい
抱き締めても抱き締められない背の悲曲
踏みしだかれた秋(とき)の花壇に
終わりのない回り道に
あなたをさがす
駆け寄りたい
うなだれた肩を抱き寄せたい
私は白い黄昏にいて
あなたは上辺で薄情になれなくて
神さえ逃げたあの朝
私はバスの窓を開けて
あなたは残りの未練を捨てて
手を振った
2008年9月13日 土曜日23:31:06
2008.09.25 Thursday 04:00
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