降りつむ
かなしみの国に雪が降りつむ
かなしみを糧として生きよと雪が降りつむ
失いつくしたものの上に雪が降りつむ
その山河の上に
そのうすきシャツの上に
そのみなし子のみだれる頭髪の上に
四方の潮騒いよよ高く雪が降りつむ
夜もなく昼もなく
長いかなしみの音楽のごとく
なきさけびの心を鎮めよと雪が降りつむ
ひよどりや狐の巣にこもるごとく
かなしみにこもれと
地に強い草の葉の冬を越すごとく
冬をこせよと
その下からやがてよき春の立ちあがれと雪が降りつむ
無限にふかい空からしずかにしずかに
非情のやさしさをもって雪が降りつむ
かなしみの国に雪が降りつむ。
永瀬清子詩集より
・・・・・・ll・・・・・・ll・・・・・・
・・・・・・ll・・・・・・ll・・・・・・
かなしみの国と、永瀬清子は書く。
何処の国かしら?
まさか日本の事じゃあないでしょうねえ。
雪が積もったからといって、雪を糧に出来る動物なんている筈がない。
それなのに
かなしみを糧として生きよと雪が降りつむか?
雪が降り積もる時、かなしみは、雪に覆われて、
或いは、違うものに変わって往くようで、期待に胸が膨らんだりもするもの。
かなしみは、降雪、積雪とミスマッチ。
失いつくしたものの上に雪が降りつむ・・・
何も失いたくない永瀬清子や美智子婆さんが、書きそうな一節だわな。
貴女方は失った側に立ったことはない。
失ったものの上に降るものなんかないし、積もる事もない。
失いつくしたものは、もう無いものなのだから、その上など何処にもない。
ましてや無いものの上に雪といえども積もり様がない。
その山河のそのは、何を指すのか?
かなしみの国を指すのか?
そのそのそのと三回書けば、誰かの戦争反対の詩に似て来たりしてね、
そうした企みが見え見え。
私の英語詩サイトをログイン不能にしたでしょ?
パスワードとメイルアドレスを書いたメモ帳を引き裂いて持って行ったでしょ?
その頃から、英語で書いた詩が出回るようになった。
私が一番乗りじゃいけない?
今日まで美智子婆さんは暇を持て余していたでしょうに。
何故貴女が和訳も英訳も思い付かなかったか?
貴女は、妃殿下じゃなく、日清製粉社長正田美智子でもなく、下手な女優原節子だもの。
23:34 2019/02/10日