2012年2月7日火曜日

My Way翻訳/Writer: JACQUES REVAUX, CLAUDE FRANCOIS, GILLES THIBAUT, PAUL ANKA

My Way

My Way

Songwriters: Revaux, Jacques; Anka, Paul (Eng Lyr); Thibaut, Gilles; Francois, Claude;

And now the end is near
And so I face the final curtain
My friend I'll say it clear
I'll state my case of which I'm certain
そして今、終わりは近い
確かに、僕は終焉を正視している
君、すっかり話してしまおう
僕が確信する僕の在り様(ありよう)を是非話したい

I've lived a life that's full
I traveled each and every highway
And more, much more than this
I did it my way
僕はありったけの力を尽くして、生涯を生きた
どんなに近道であっても、大急ぎで走った
そしてもっと、今より更にもっとと
僕はそうやって生きた

Regrets, I've had a few
But then again too few to mention
I did what I had to do
And saw it through without exemption
後悔・・少しはある
それにしても、もう一度取り立てて言わなければならないことは殆どない
僕は行うべきことを為(な)し終え
そして、義務を果たし、最後までやり遂げた

I planned each charted course
Each careful step along the byway
And more, much more than this
I did it my way
一つ一つのわき道に沿い、それぞれ慎重な足取りで
示されたそれぞれの方向の設計図を書いた
そしてもっと、今より更にもっとと
僕はそうやって生きた

Yes there were times I'm sure you knew
When I bit off more than I could chew
But through it all when there was doubt
I ate it up and spit it out, I faced it all
And I stood tall and did it my way
そう、時代があった、確かにそうだね
僕が手に余る事をする時は何時も
疑問を抱いているにも関らず、とにかく生涯ずっと
僕は他を寄せ付けず、侮辱し切って、その全てに真っ向から向かった
また、僕は何もかも馬鹿にして辱(はずかし)め、得意になった
実際、僕はそうやって生きた

I've loved, I've laughed and cried
I've had my fill, my share of losing
And now as tears subside
I find it all so amusing
僕は恋をした、僕は笑い、時に泣いた
僕は僕の思い通りに、割り当てられた無為を生きた
しかし、今となっては、悲哀も消え去るくらい
一切が実に滑稽に思える

To think I did all that
And may I say, not in a shy way
Oh no, oh no, not me
I did it my way
僕はその全てを終えたと信じると口に出してもいいだろうか?
いやいやながらではなく
オゥ・ノゥ、オゥ・ノゥ、いや
僕はそうやって生きた

For what is a man what has he got
If not himself then he has naugth
To say the things he truly feels
And not the words of one who kneels
The record shows I took the blows
And did it my way
人間である事と引き換えに、人は何を得ようとするのか?
仮に、その時本来の自分でなくても、抱(いだ)く思いを誠実に話す事に価値はない
それに、祈りの言葉も無意味だ
この経歴は、僕が慢心していた事を証明する
しかし、そうやって僕は生きた

Yes it was my way
分かるだろ、それが僕の人生だ

23:16 2012/02/07月曜日


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やっと翻訳しました。
「My Way」がこういう歌詞であることを知っていたら、私もレコード、CDを一枚は買ったでしょう。
立派な人生がある。
立派な人がいる。
そう、確かに・・・
しかし、それは単に考えることのない人の人生であったり
人の痛みを思わない人の人生であったり・・・

私の傍に人がいて、私が幸福な時、彼女や彼は決して何時も幸福ではなかった。
その不幸を作り出した責任は私にもある。
すると、「ああ、私の人生は何て素晴らしかったのだろう」という詩を書く事は出来ません。

人を思うことと、自分の生き方を考えることは、同一線上にあります。
Yes it was my way
分かるかい、それが僕の人生だった

なんて悲しい歌でしょう。
けれども、なんていい歌でしょう。
こんな内容の歌詞だったら、貴方はきっと納得し、何度でも歌い、CDを買いたいと思い、何度でもそのCDを聞くでしょう。

悲しくなるほど、私達の人生は、道を逸れ、泥濘(ぬかるみ)に足をとられます。
誰もがそうです。
悲しみも苦しみも
For what is a man what has he got
人間であるからこそ。
何もない立派な人生なんて、つまらないし、退屈です。