2011年5月26日木曜日

くちびるは、さみしい入り口:CARPENTERS THIS MASQUERADEに寄せて

This Masquerade
CARPENTERS THIS MASQUERADE
人に出逢い、分かれる
人と人を言葉が近付け、遠ざける
見つめ合うとき、言葉はいらない
頬に触れる指に欲しいのは、言葉ではなく、私の冷えた心を暖める貴方自身
埋(うず)める胸にあるのは言葉ではなく、ただ貴方のぬくもり
私の全てであるひと

けれど、貴方の眼差しの中の私が消えた瞬間、
貴方が何処にいるのか、何を考えているのか分からなくなってしまう
二つに分かれて 私を写さない眼差し、貴方を写し出さない眼差し
何が分かれを決めるか、決めてしまったのか分からない
私は貴方の中にいた
貴方は私の中にいた

私がいて、私が憶う
私の言葉は私の耳がいつもいつも聞いてくれます
私の外は、私ではないモノです
私ではない貴方がいて、ヒトではない様々な生物、植物が存在します
空が有り、海が有り、地が有り
私は海を渡り、空に飛び、列車に乗り、バスに乗り、貴方の街に向かいます
けれど、貴方の街は貴方の街であって、実際(ほんとう)は何処に行くことも私には出来ません
理由は、私は私でしかないからであり、私の場所は、私のいるその場所以外にないからです
貴方がいる場所は、いつも私がいたい場所です
私がいる場所ではなく、私がいることの出来る場所ではありません

私達は移動することがあっても、何処に行ったというのでもありません
空は、昼と夜を繰り返し、私達に暗(やみ)と朝を置きます
日が射し、雨が降り、春、夏、秋、冬と季節は移り変わり、時は過ぎます
私は生まれ、老いて、
私は私以外の何処にも行くことが出来ません
私は私で在る事以外、生きる術を持ちません

私のくちびるは、いつも開いて、色んなことを言います
私はそれを聞いています
話したくないことは話しません
耳が話しを聞きたがらないからです
言えないことは言いません
言ってはいけないことは言いません
耳が声を聞こうとしないからです

私はいつも貴方のくちびるを見ていました
貴方のくちびるから漏れて、私の耳に届く言葉を見たくて
言葉は見ることは出来ません
それでも貴方のくちびるから、私の聞きたい言葉が漏れるのではないかと、私はその言葉を見たくて貴方のくちびるを見つめました
多くの人に会ったとは言えません
貴方が私の全てであった日
貴方のくちびるが私を愛さなかった
望む言葉を伝えてはくれなかった
私は貴方と分かれて貴方のくちびるを忘れずにいます

いつも、くちびるは、さみしい入り口です
キスをしても私は一人
話しても、私は一人
誰に逢っても
誰と抱き合っても
私は私です
私は私以外を生きることが出来ません
私の外は、皆つくり話し
私だけが私を生きます

人と人を言葉が繋ぎ
私の言葉がくちびるから貴方の耳に届き
貴方のくちびるが開く時から
私達はお話しに夢中
夢中になりながら、私は何も話さない、貴方は何も話してはくれない
そのことを知っています
貴方は私の前にいるのに、私は貴方ではない
貴方の眼差しに写る私を見たいだけ
貴方のくちびるが私の求める言葉の形に動くのを待っているだけ

15:17 2011/05/26木曜日

今日夕方この詩を発表しました。
しかし、公開されていませんでした。
近所に医師や、鳥取県警、脳科学者、NET業者が集まっている家があり、私の家から窓の中が見えないように、数週間前に植木を移動しました。
私は文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムの人体実験被害者です。
私は、大阪拘置所に逮捕状もなく逮捕され、二十四日間拘留されました。
その時に、乳房を切開手術され、背中にも何箇所も切開の痕が出来ています。
まだまだ私は人体実験被害者のままでいなければなりません。
その家の表札は変わっていません。
その家には出入りしている何人もの男女がいて、元々いた人は今はいないようです。
何をしているかと言えば、私のパソコンに不正アクセスし、記事や詩を私の家から盗み、辞書に落書きし、下着を破り、盗んで行きます。
今日は、「前科悦子」という名前のカタログが届きました。
先日も、新聞社の切り抜きを貼ったものと思われる脅迫の葉書が届いています。