https://naritaetuko.jp成田悦子の翻訳テキストとちょっとしたこと

ブログ アーカイブ

2013年2月27日水曜日

Long Gunman Required/Matt Elliott 翻訳

Matt Elliott - Long Gunman Required

Long Gunman Required
Matt Elliott

Here we stand alone again
Divided by the same old man
Hands behind our backs again
and Our backs against the wall again
Excuse us if we take offence
Each action has a consequence
and Yours cause nothing but laments
and Our backs against the wall again
I pray our pain will be your pain
As you use and hold us back again
and Profit from our loss again
To throw the straw that breaks this camels chains
Some day soon the time will come
To rid the world of greedy scum
When that day comes I'll get my gun
You'll be the first against the wall my friend
僕達は、何処にでもいる人に引き裂かれ
今、僕達は、元のように一人で耐えている
もう一度、密に手を取り
もう一度、懸隔に目を瞑(つむ)る
喩え僕達が、罪の誘惑に殉じても
二人を許してほしい
どんな行動にも、必然性がある
結局、家族は、只悲しみを募らせるものに他ならない
そうして元のように、懸隔に目を瞑(つむ)る
僕は、二人の痛みが、君の痛みであれと願う
又、君が利用し、制御する限り
この途方もない連鎖を断ち切る藁を投げるまで
更に僕達の失敗から学ばねばならない
阿漕(あこぎ)な人間の屑だらけのこの世を救う為に
その内、易々と、その機会は訪れるに違いない
その日が来れば、僕は銃を手にしよう
君は、壁を背にして、僕の初めての盟友になるだろう

16:24 2013/02/27水曜日



モンテ・クリスト伯全7巻を、デュマが書いたか?
書いていない。
モンテ・クリスト伯全7巻を山内義雄が翻訳したか?
無理である。
今はパソコンがあるが、手で書くしかなかった時代に、膨大な枚数の手書きは、不可能である。
翻訳に関して言うと、一人の名前だけが公表されている。
しかし、学者(教授)の場合、学生、研究生、助手、講師、助教授、小説家、詩人等の力を借りなければ、小説の翻訳は出来ない。
多くの翻訳者は、どれだけ仕事をこなしても、一生下訳家で終わってしまう。
どれだけ能力があろうと、出版社、学者に、盗まれっぱなしである。
実際、詩や小説を書く人、翻訳出来る人が、脚光を浴びる世の中になってほしい。
現在に至るまで、国家単位で一つの小説の膨大化、引き伸ばしに次ぐ引き伸ばしが行われている。
短くても、その人が書いた、それが大切である。
「梶井基次郎であれ」・・と私は言いたい。

モンテ・クリスト伯 7冊美装ケースセット (岩波文庫) [文庫]
アレクサンドル デュマ (著), 山内 義雄 (翻訳)
文庫
出版社: 岩波書店 (2007/12/18)
言語 日本語
353ページ
356ページ
335ページ
333ページ
353ページ
361ページ
366ページ
合計 2457頁

山内 義雄1894年3月22日 - 1973年12月17日)
フランス文学者
日本芸術院会員
1958年(64歳)白百合短期大学講師
1964年(70歳)早稲田大学教授を定年退職し
1965年白百合短期大学教授
1966年日本芸術院第2部の会員
1968年、カトリック教会の洗礼を受けた。

文業

おもな創作

『ブウルジェ』:「岩波講座世界文学8 - 2 近代作家論(1933)」の中
『現代文学の諸傾向』:岩波講座世界文学11 - 4(1933)
『遠くにありて』:毎日新聞社(1975)(没後) → 講談社文芸文庫(1995)ISBN 9784061963115

おもな訳業

初版の年代順に列記する。多く改版・編集されているが、それらのうちの最新版を、各列の「 / 」の後ろに記す。
1923年、『仏蘭西詩選』、新潮社 / 1995年、『フランス詩選』、白水社 ISBN 9784560043509
1923年、アンドレ・ジッド、『狭き門』、新潮社 現代仏蘭西文芸叢書 / 1987年、『狭き門 改版』、新潮文庫 ISBN 9784102045039
1924年、アナトール・フランス、『影の彌撤』、新潮社 / 2000年、『影のミサ』、「アナトール・フランス小説集7、白水社 ISBN 9784560048870」の中
1925年、メーテルリンク、『モンナ・ヴァンナ』、新潮社 泰西戯曲選集11 / 1927年、「新潮社世界文学全集31」中
1925年、メーテルリンク、『マレエヌ姫』、新潮社 泰西戯曲選集14 / 1939年、新潮文庫
1926年、フェルディナン・ファブル(Ferdinand Fabre)、『美しき夕暮』、新潮社 / 1954年、角川文庫
1927年、アレクサンドル・デュマ・ペール、『モント・クリスト』、新潮社 世界文学全集15、16 / 1979年、『モンテ・クリスト伯』、岩波文庫(7冊) ISBN 9784003253311、ISBN 9784003253328、ISBN 9784003253335、ISBN 9784003253342、ISBN 9784003253359、ISBN 9784003253366、ISBN 9784003253373
1927年、メーテルリンク、『闖入者』、「新潮社世界文学全集31」中
1928年、コルネイユ、『ル・シッド』、「新潮社世界文学全集6」中
1930年、ポール・ブールジェ(Paul Bourget)、『弟子』、「新潮社世界文学全集第2期2」中
1930年、ポール・ブールジェ、『アンドレ・コルネリス』、「新潮社世界文学全集第2期2」中
1931年、ロラン・ドルジュレス(Roland Dorgelès)、『戦争の溜息』、新潮社 / 1957年『木の十字架』、「三笠書房 現代世界文学全集5」中
1934年、アンドレ・ジッド『贋金つくり』、建設社 アンドレ・ジッド全集第4巻 / 1989年、『贋金つかい』、「河出世界文学全集16」中
1934年、アンドレ・ジッド、『ユリアンの旅』、「建設社 アンドレ・ジッド全集第6巻」中 / 1976年、青銅社(伊吹武彦と共訳)
1934年、ジュール・ロマン、『新しき町』、建設社 / 1962年、『新しい町』、「集英社 世界短篇文学全集7」中
1935年、ルイ・エモン(Louis Hémon)、『白き処女地』、白水社 / 1994年、新潮文庫 ISBN 9784102500415
1935年、シャルル・ルイ・フィリップ 『母と子 母への手紙』、白水社 / 1960年、白水社
1937年、 ポール・クローデル、『庭 詩集』、伸展社
1938年、ジュール・ロマン、『或る男の死』、白水社 / 1940年、白水社
1958年、ジュール・ロマン、『ヴェルダン』(「善意の人々」16)、新潮社現代世界文学全集33
1938年、ロジェ・マルタン・デュ・ガール、『チボー家の人々 1 灰色のノート』、白水社 / 1984年改版の白水Uブックス版
1939年、〃、『〃 2 少年園』、〃 / 〃
1940年、アンドレ・モーロワ、『新しき大戦』、白水社
1939年、ロジェ・マルタン・デュ・ガール、『チボー家の人々 3 美しき季節 上』、白水社 / 1984年改版の白水Uブックス版
1939年、〃、『〃 4 美しき季節 下』、〃 / 〃
1939年、〃、『〃 5 診察』、〃 / 〃
1940年、〃、『〃 6 ラ・ソレリーナ』、〃 / 〃
1940年、〃、『〃 7 父の死』、〃 / 〃
1948年、アルチュール・ランボー、『地獄の一季節』、第三書房 / 1993年、『地獄の一季節 改訂新版』第三書房 ISBN 9784808623623
1950年、ロジェ・マルタン・デュ・ガール、『チボー家の人々 8 1914年夏1』、白水社 / 1984年改版の白水Uブックス版
1950年、〃、『〃 9 1914年夏2』、〃 / 〃
1950年、〃、『〃 10 1914年夏3』、〃 / 〃
1952年、〃、『〃 11 エピローグ』、〃 / 〃
1984年の白水Uブックス版『チボー家の人々』38 - 50の、ISBN番号は次である。ISBN 9784560070383、ISBN 9784560070390、ISBN 9784560070406、ISBN 9784560070413、ISBN 9784560070420、ISBN 9784560070437、ISBN 9784560070444、ISBN 9784560070451、ISBN 9784560070468、ISBN 9784560070475、ISBN 9784560070482、ISBN 9784560070499、ISBN 9784560070505
1952年 - 1954年、エクトル・マロ、『家なき子 上中下』、岩波少年文庫 / 1992年、復刻版、岩波少年文庫
1958年、ロジェ・マルタン・デュ・ガール、『ジャン・バロワ 上下』、新潮文庫 / 1965年、白水社
1958年、リュドヴィク・アレヴィ(Ludovic Halévy)、『愛の司祭』、角川文庫

発売日: 1984/01
【全巻内容】
1 灰色のノート/2 少年園/3 美しい季節1/4 美しい季節2/5 診察/6 ラ・ソレリーナ/7 父の死/8 一九一四年夏1/9 一九一四年夏2/10 一九一四年夏3/11 一九一四年夏4/12 エピローグ1/13 エピローグ2

日本芸術院
旧字体:日本藝術院、英語: The Japan Art Academy)は、美術・文芸・音楽・演劇など芸術のさまざまな分野において優れた功績のある芸術家を優遇し顕彰するために置かれた国の栄誉機関[1]で、文化庁の特別の機関である。